10/05/30 怒っている?呆れている?
昨日は友人たちと
「文化的」な一日を過ごしました。
お昼からは大阪難波の大型書店で、東京外大の伊勢崎賢治さんと家族会(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会)の元事務局長の蓮池透さんの話を聴きました。
伊勢崎さんは、和解の難しさ、沖縄の海兵隊を「抑止力」だと思っているのは日本だけ・・・
蓮池さんは、韓国の哨戒艦沈没事件はテロではなく軍事行為、力ではなく対話で拉致問題の解決を・・・
考えさされることの多い話でした。
その後は阿倍野の明治屋に移動し昼食を兼ねて杯を傾ける。他のメンバーは明治屋が初めてで満足してもらっただろうか?
難波に戻りカタログハウスのお店でウィンドウショッピング。。。
そして夜は劇団「燐
光群」の「ザ・パワー・オブ・イエス」(坂手洋二演出)を観劇しました。08年におきたリーマンショックを題材に
した芝居でした。難しい芝居でしたが楽しめました。
最後に締めの一杯のために梅田のバーで最終電車まで、「文化的」なというより酒毒に浸かった一日でした。
社民党が連立政権から離脱を決めたそうです。私は社民党が連立から離脱しようが野垂れ死にをしようが興味がありません。
沖縄県民との合意よりも、日本国民との合意よりも、アメ
リカとの合意を優先してアメリカ軍の普天間基地を辺野古に「移設」すると決めた「日米共同声明」が外務省のホームページに掲載されています。
日本語のページには「仮訳」と書かれています。日米で公表されてもなお「仮訳」とはどういうことでしょう。
例えば日本語訳には単に「1800mの長さの滑走路」と書かれていますが、英文では「the runway
portion(s)」と複数に含みを持たせています。
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両政府は,オーバーランを含み,護岸を除いて1800mの長さの滑走路を持つ代替の施設をキャンプ・シュワブ辺野古崎地区及びこれに隣接する水域に設置
する意図を確認した。
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Both sides confirmed the intention
to locate the replacement facility at the Camp Schwab Henoko-saki area
and adjacent waters, with the runway portion(s) of the facility to be
1,800 meters long, inclusive of overruns, exclusive of seawalls.
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新聞各紙は29日付けの社説で民主党政権の普天間基地「移設」に怒りを通り越して呆れかえっているようです。
沖縄県紙の社説は以下のよう書いています。
◆琉球新報
そもそも、沖縄の積年の痛みを「負担の軽減」などという
常套(じょうとう)句で片付けてほしくない。県民の切なる願いは「耐え難い苦痛の解消」であり、痛みを「再発させない抜本策」なのである。
民意無視の合意はいずれ破綻(はたん)しよう。日米両政府は国外移設を軸に、実現性のある移設策を探るほうが賢明と知るべきだ。「福島大臣罷免/非は沖縄切り捨てた側に 政権トップの感覚を疑う」
◆沖縄タイムス
気がかりな文章が盛り込まれた。グアムで建設される基地の環境対策にも「在日米軍駐留経費負担(HNS)の一構成要素とすることを含め、検討する」とい
う。なぜ私たちの税金を米国領の基地経費に回すのだろうか。「[日米共同声明]首相の退陣を求める 沖縄を再び切り捨てた」
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