10/08/22 交々のこと
住んでいる集合住宅の管理組合の役員が回ってきました。久しぶりに会議というものに出ました。
１９時から２１時の予定が２３時３０分まで掛かるという「会議は踊る、されど進まず」の言葉そのままにだらけた会議でした。事前の準備、議長の仕切り方
など会社の会議なら席を立っているところですが、地域のコミュニティの場ではそうもできません。
老い先短い年寄りの時間を盗むようなことをしないでほしいものです。
◆対馬丸撃沈事件から６６年
６６年前（１９４４年）の今日は、アメリカの沖縄へ攻撃を避けるために本土に疎開する子どもたちら１７８８名を乗せた対
馬丸が鹿児島県悪石島付近でアメリカの潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没、８００人もの子どもたちが犠牲になりました。
対馬丸に乗っていたのは子どもや付き添い教師などほとんどが民間人だったのです。
詳しくは対馬丸記念館のホームページをご覧ください。
新たに氏名が判明した犠牲者は５４人が対馬丸記念館の刻銘版に追加され対馬丸の氏名判別犠牲者数が１５７６人になったそうです。「対馬丸犠牲者の刻銘、１４７６人に 追加５４人、１３人の遺影も」（琉球新報 10/08/20）
◆伊波宜野湾市長県知事選出馬へ
共産党、社民党、沖縄社会大衆党から出馬要請を受けていた宜野湾市長の伊波洋一さんが沖縄県知事選に立候補を表明しまし
た。伊波さんは「あくまで沖縄に基地を押し付けようとする日米両政府に対し県民の意思を示す選挙になる。県内移設に翻弄
（ほんろう）された年月に終止符を打ちたい」と述べたそうです。「宜野湾市長、沖縄知事選に出馬表明 県政野党３党の推薦」（朝日新聞 10/08/20）
基地のない沖縄実現のためには伊波さんの勝利しかありま
せん。私にも何かできることがないかと思うこのごろです。
◆官房機密費が選挙にも使われる
政府は共産党の塩川衆議院議員の質問趣意書に対し、官房機密費を４月に２
億円、６月と７月に各１億円を支出したとの答弁書を決定しました。
毎月、キチンキチンと支出されるような金が「機密」であるわけがないと思うのは私だけでしょうか？
また、鈴木宗男元官房副長官が「１９８８年の沖縄県知事選に官房機密費が使われた」との証言に関して「９月の名護市議選や１１月の県知事選挙に使わない
かと名言できるか」との質問には「報償費の性格上、お答えを差し控えたい」と、官房機密費を政権に都合のよい候補の当選のために使うことを否定していませ
ん。
「菅内閣 機密費２億円支出」（しんぶん赤旗 10/08/21）
「政府、機密費投入否定せず 次期知事選、名護市議選で」（琉球新報 10/08/21）
◆民主党代表選挙
民主党とは変な政党である。
「政権交代」を叫んで総選挙を戦い「政権」を手に入れたものの、鳩山首相は普天間基地問題と政治とカネの問題が自らの内閣では解決できないと首相の座を
９ヶ月足らずで投げ出した。
それを受けて登板した菅直人は二つの政治課題を「解決済み」と言い張り、わずか数ヶ月で空きカン内閣と呼ばれる体たらくである。
週刊誌は民主党代表選挙を面白おかしく書き連ねています。
◇憎悪と恐怖でぶち切れた 菅と仙谷「小沢は死んだ」（週刊現代 9/4）
◇野中広務×立花隆憂国対談「菅と小沢最終戦争を読む」（週刊現代 8/21･28）
◇愛と憎しみの民主党政権 菅と小沢どちらかが消えるほかない決別のとき（週刊現代 8/14）
◇激突！「9・14決戦」完全シミュレーション小沢総理VS菅総理（週刊文春 8/26）
◇靖国黙殺空母黙認平身低頭菅談話「民主政権」は国をどこへ導くか（週刊新潮 8/26）
◇小沢総理で解散・総選挙 小沢の口癖は「総理になったら即"俺でいいのか解散"する（週刊ポスト 8/20・27）
民主党は鳩山退陣時に９月の代表選挙を６月に前倒ししなかったのでしょう。
国の政治より政党の事情を優先させているとしか思えません。
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