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10/10/05 木津川RUN

 昨日の検察審査会 の議決を受けて世の中は騒々しいことです。
 テレビや新聞のマスメディアは公正中立を謳いながらも、小沢=クロ、悪との立場に立って報道しているように思えてなりません。かたやネット(少なくとも 私のフォローしているTwitterユーザ)では、検察審査会まで否定するような意見や民主党本部にデモを仕掛けようなどと小沢擁護の意見が多いです。

 検察審査会は検察が起訴しなかった事件について、国民が起訴すべきかどうか判断できる国民の権利だと思っています。
 今回の事件も検察は起訴しませんでしたが、検察審査会は疑わしきところがあるので裁判の場で明らかにしてほしいとの意見だと思います。
 それは、小沢氏や民主党が国会で証人喚問などに応じて来なかったことも影響しているのではないでしょうか。

 マスメディアもネットの意見も検察審査会を愚弄する立場の意見には与することはできません。

 さて、起訴されるのだから議員辞職をすべきだと朝日新聞の社説は小沢氏に迫っています。
 その根拠は、「推定無罪」の原則は働くが、政治的な責任とは別の問題であるという乱暴なものです。
 「推定無罪」の原則をあまりに軽く見ているようです。

 公務員は起訴されただけで失職しません。(国家公務員法では禁錮以上の刑に処せられた者は失職すると定められています)
 「推定無罪」の原則が生きているのです。

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 小沢氏は政治改革の主唱者の一人でありつつ、「古い政治」の典型的な体現者でもあるという二面性を持つ。ただ、民主党を鍛え、政権交代を実現させた功労 者であることは間違いない。
 であればこそ、その業績の歴史的意義をこれ以上損なわないためにも、ここは身を引くべきである。

------------------「小沢氏起訴へ―自ら議員辞職の決断を」(朝日新聞 10/10/05付社説)

 マスメディアはどうしても小沢氏の政治生命を終わらせたいようです。

  10月17日の吉野川センチュリーランに参加の予定をしています。今回はセンチュリー(100マイル=160km)ではなくハーフ(88.5km)です。
 最近はロングライドがまったくできておらず、少しは足慣らしというより試し走りをしておかねばと休日に走ってきました。

 コースは京都八幡木津自転車道を往復を目指して出発します。
 自宅から西国街道を経てR171五条本交差点を横切り、R478の天王山大橋を渡り桂川左岸の自転車道に出ます。
 桂川、宇治川、木津川の三川が合流して淀川となる御幸橋を渡ります。木津川に架かる御幸橋は拡幅されて立派になっています。木津川の左岸の土手を走り出 します。

 今日は平均速度を20km/hを維持することが目標です。いつものことですが最初はすこぶる快調です。
 土手のあちこちでは、キャタピラが付いて土手の斜面を走行しながら草を刈り取る機械が何台も働いています。草刈の後は独特の匂いがします。また、小さな 虫が居場所を無くして右往左往しているのでしょうかツバメが低空を飛行しています。南帰行に備えて栄養を蓄えているのでしょうか。

 土手上の自転車道にはイナゴが飛び交っています。目や口に飛び込む危険ありです。前輪のスポークにバッタがとまってなかなか離れませんでした。
 イナゴやバッタをこれほどたくさん見るのは子どものころ以来です。布袋にイナゴを掴まえて自家用の卵を得るために飼っていた鶏の餌にしたものです。

 20km地点では1時間を切っていて快調なペースでしたが、京奈和道を潜る辺りから小さな上りでも堪えるようになってきました。ペダルの回転数を1分間 に70回(70rpm)でリズミカルに漕ぎたいのですが小さな上り下りでリズムが乱れます。
 四国八十八ヶ所を回ったときにも経験しましたが、スピードメータで時速ばかり気にしているとリズムが崩れがちです。べダルの回転数を一定に保つように心 がけたいのですが。(四国では一時スピードメータを隠したことがあります)

 平日にもかかわらず、高価な自転車に跨った人たちが颯爽と抜いて行きます。私とは乗り物が違うようです。
 木津の泉大橋で折り返し、40km地点では20km/hに5分遅れです。持ち物は水分だけで食べ物はなし、お腹がすいてきました。少しハンガーノック状 態です。
 このコースでは商店も自販機もありません。また食べ物を持っていても信号待ちなどがないコースでは補給のタイミングを逸することがよくあります。すぐに 取り出せるポケットなどに入れておくのが良いのでしょう。

 嵐山まで往復し90kmを走るつもりでしたが、とても行けそう(帰れそう)もありません。御幸橋から天王山大橋に出て帰宅することにします。60km地 点では10分遅れ(3時間10分経過)でした。
 帰宅してシャワーを浴びてしばらくは動けずじっとしていました。久しぶりに疲れたサイクリングでした。
 吉野川までにあと一本90kmを走っておきたいものです。本日の走行距離64km。

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