10/12/12 交々のこと
寒さが厳しくなっ
てきました。
貧乏人は病気になれば、わずかな蓄えなど一瞬のうちに消えてしまい、後はその日暮らしの生活になってしまいます。生きている間は健康でありたいと切に思
うこの頃です。
◆アホ菅
菅首相は東京都内のハローワークなどを視察し、ハローワークでは「やっぱり、就職探しているんですか?」と聞いていました。
ほかに何の用事があってわざわざハローワークに行く人がいるのでしょうか?馬鹿も休み休みに言えといいたくなります。
聞かれた人は「仕事も、家もない」と痛烈に返していましたが、この馬鹿には通じないことでしょう。「菅首相、東京・新宿区のハローワークを訪問し生活困窮者への政府の取り組み状況を視察」(FNN
10/12/11)
◆裁判員制度
10日、「死刑判決の責任を市民に負わせるな」などと訴える裁判員制度に反対するデモが
東京で行われたそうです。「裁判員制度に反対 デモ行進」(MHK 10/12/11)
死刑が求刑された裁判で裁判員を務めることは、相当な心理的負担があるで
しょう。裁判員制度を廃止するか、死刑制度を廃止すべきだと思います。
同じ10日、鹿児島地裁の裁判員裁判で死刑を求刑された被告に無罪判決が出されました。
「現場から見つかった指紋とDNA鑑定の一致だけでは、被告を犯人と推認するには遠く及ばない。他の状況証拠を含め、犯
人と認定することは『疑わしきは被告の利益に』の原則に照らし許されない」との判決は納得のいくものです。「鹿児島夫婦強殺:被告に無罪判決 死刑求刑裁判員裁判で初」(毎日新聞 10/12/10)
◆俳句
現代俳句協会のインターネット句会に先月投句した俳句もどきを選んでいただいた方(明桃さん)から、掲示板に選評をいただきましたので紹介させていただ
きます。
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◇木枯しが少し夕日を赤くして
木枯らしの寒さが少しばかり夕日の赤を鮮やかにしたという発見です。なるほど、そういうこともあるのかもしれないと思いました。つらい体験がかえって人
を成長させるように、自然も厳しいほど美しく見えるように思います。(明桃)
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評をいただいて、作者の手を離れて立派な句になったような気がします。
◆禁煙
諏訪中央病院の名誉院長の鎌田實さんがラジオ番組に出演されて告知されていた本「人は一瞬で変われる」を母への手土産の一つにしようと求めました。
さまざまなエピソードを交えながら行動変容についてやさしく書かれた本でした。少し紹介します。
アレン・カーの「禁煙セラピー」という本が売れているそうですが、この本には「読み終わるまでタバコをやめないでください」と
書いてある、人は止めろと言われれば中々止められないものですが、逆説的に止めないでと言われると止めないといけないと思うものでしょう。
私の禁煙の動機は「タバコ吸ってるなんて格好悪い」と思いかけたことです。
そして禁煙すると決めた日までは心おきなくタバコを吸うのです。ただ1本1本感想をメモするのですが。このメモを取ることで喫煙のばかばかしさを思い知
ることになります。
「タバコは『習慣』ではありません。『麻薬中毒』なのです」と書かれているそうですが、食後の一服が美味しいなどと思っていましたが、メモを取るとそう
ではないことがわかります。
鎌田さんは、行動変容を起こすにはご褒美が大切とも説かれています。私の禁煙法では1週間、1ヶ月、3ヶ月と節目にささやかなご褒美を設定しました。
そんなこんなが幸いしてか6年間1本も口にせず過ごしています。次はアルコール中毒から立ち直らなければなりません。
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