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12/01/13 勇気をもらう言葉
 老いた親を介護施設に入れると 月に24万円もかかる、24時間介護が必要な病人を自宅で介護なら月に70万円もかかるのだそうです。ラジオ番組で大竹まことさんと阿川佐和子さんが知人 の話だと紹介していました。東京でのこと、著名人のことと思ってもいられないのではないかと身につまされました。(文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」01/09ポッドキャスト)

 これでは病気になった老人は死ねということでしょうか?
 
  60歳になると、町の食堂がすべて無料で利用でき、バスや地下鉄、電車に飛行機、映画館に劇場とありとあらゆるものが無料で楽しめ、老 人は敬意を込めて「人生のマエストロ」と呼ばれて尊敬される1日3時間しか働かない国」とは真反対のこの国は「老人は死ね」ばかりの扱いです。民主党が政権公約で国民に 約束した 「後期高齢者医療制度は廃止し、2013年度から新しい高齢者医療制度をスタートさせます」はどこにいったのでしょうか?
  こんな言葉が紹介されていました。

  「こういう集会に行くと『どうしたら原発をなくせるか』と聞かれるが、知っていればやっている。私は、原子力の学問の場にいる人間としてやらなければなら ないことを続ける。歌のうまい人は歌えばいい。署名もデモも一つの手段だ。これだけは自分がやりたいと思うことを、皆さんがやるようになった時、原発は必 ず止まる」

 これは
、京都大学原子炉研究所の小出裕章さんが北九州市(12月17日)で講演された時に、参加者から「3・ 11以来、何かしなければいけないという気持ちがあったが、何もしていない。何かできますか」という質問に答えられた言葉だそうです。

 私もこの質問者と同じように「何かしなければならない」「何も出来ない」との繰言で自分を苛めていました。

 そして、小出さんのこの言葉をマガジン9条で 紹介した鈴木耕さんは下記のように言っています。

  「僕に付け加えることなどない。やれることをやればいい。やれない人でも、自分の考えを堅持して投票することはできる。」

 具体的な行動を何も出来ない私を含む多くの人たちは、「原発は要らない」 という一言を自分の心に刻み毎日を暮らし、選挙の時は候補者の甘言に騙されず、本当に「原発をなくす」のは誰かを見抜きその人に投票することならできます
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