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12/04/12 花見散策

 東京電力、政府、原 子力産業、御用学者、マスコミ、が福島第一原発の事故を如何に隠し騙して来たかを明らかにするドキュメンタリーフクシマ-最悪事故の陰に潜む真実がインターネットにアップされています。

 今日の新聞でも4号機の燃料プールで冷却装置が停止したと報道されています。「福島4号機のプール冷却が停止 第1原発、警報作動」(東京新聞 12/04/12)
 4号機の爆発は燃料プールに入れられていた燃料棒が露出し臨界に達し爆発したものだろうとアメリカの原子力ロビーに与しない専門家が証言していました。

 冷温停止など、チャンチャラ可笑しいこと、危機的な状況は未だに続いているそうです。

 この
フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実」を制作したのは、フランス・ドイツ共同の 国営放送局ARTEだそうです。
 広島の原爆投下から内部被曝に取り組んでこられた肥田舜太郎さんを取り上げた「核の傷」はフラン スのドキュメンタリー作家の作品、毎朝のラジオ体操を拒否したために沖電気を解雇された田中哲朗さんの闘いを描いた「田中さんはラジオ体操をしない」 はオーストラリア人が撮りました。不思議なことです。

 春の 陽気に誘われて一人花見の散策に行ってきました。ブラブラと歩いて阪急・大山崎駅に向かいます。
 JR線の山側にある幼稚園の桜は満開、木津川の背割り堤の桜も息苦しくなるような薄桃 色です。先日までは今年の桜は薄墨色かと思っ ていたのですが。

 阪急京都線の長岡京、向日町、西京極と桜一色でした。京都に着くまで に桜に飽きてしまいました。

 河原町通りのショップで薄手の普段着と、4月始まりの手帳の用紙を買い、これも時々昼 食をとるビアホールで花見酒と洒落こみました。
 汗ばむ陽気の中を三条まで歩いたのでビールが旨いこと、つまみはジャーマンポテトと鶏の唐揚げと代わり映えしません。

 昼食時の店内は、サラーリーマン風の男、老人の一人客、二人客、ウエイトレスは中年を 超えたおばちゃんと、なんとも色気の無 いことです。
 店の外の歩道を忙しなく歩く 人とは、異空間の店内ではのんびりとした時間がゆっくりと流れて行きます。

 中ジョッキ2杯ですっかり気分が良くなり、三条通から高瀬川沿い歩き ます。高瀬川にかかる桜は「散り初め」の気配、流れに花びらが散って行きます。
 また、桜の花の桃色に、枝垂れ柳の緑が映えます。
 緑が綺麗になる季節、花の季節よりも好きな季節に移ろうとしていることを実感しました。

 四条から鴨川の西の河原に降りて河原を歩きかけた
頃 に、観光客ら18人が次々と軽ワゴン車に轢かれ8人(運転者を含む)が死亡するという事件が起こっていたのでした。私は 対岸からのんびりと南座を撮っていました。

 運転していた男はてんかんの病歴があるとか、なんとも痛ましいことです。
祇園事故、死亡8人に…突っ込んだ車運転の男も」(読売新聞 12/04/12)

 人 の運命とは不思議なもの、鴨川を割ったって祇園や花見小路を歩こうなどと考えていたら、私が事故に遭遇してい たかもしれません。

 今日の歩数は12000歩、休みにしては上出来なこと、そろそろ自転車に跨らなくては思うのですが、中々立ち上がれません。

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