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12/04/30 雑記

 昼間は暑くて、半袖でも良いくらいなのですが、朝夕はまだ涼しく上着が離せません。 風邪が治ったと思ったら食あたりなのか蕁麻疹様の発疹が柔らかな皮膚を選んで出ています。
 全身倦怠感が取れません。連休の終わりころにサイクリングに誘われていて、それまでに復調せねばと思っています。

 このホームページの移行が遅々として進みません。 7、8割程度の完成度なら公開したいのですが、現在の進捗状況は1割程度です。
 ホームページの移行作業は、ページからページ、ページからホーム等のリンクを確認するなどの力仕事と、壁紙を作ったり選んだりの仕事があります。どちら も骨が折れる作業でいっそブログだけにしようかと弱気になったりしています。
道遠しです。

◆交通事故
 JR西日本の福知山線脱線事故から7年、チェルノブイリ原発事故から26年と忌日が続きましたが、痛ましい交通事故が続いて起こっています。
 京都祇園での暴走車事故、通学の子どもの列に突っ込むという事故が2度、3度、昨日は高速道で大型バスの事故、どの事故でも多数の死者が出ています。

 京都祇園の事故では運転者が癲癇と言う持病を持っていたこと、雇用者は知っていなかったのでしょうか?
 通学の列に突っ込む事故ではスピードの出しすぎや無免許運転、ぼんやり運転などと共に道路の状況が気になります。通学路といいなが、まるで裸で野獣の中 にいるような、路側は数十センチ、ガードレールもない道路を幼い子どもが毎日往復していたのですから、起こるべくして起こった事故のように思えました。

◆起こるべくして起こる事故
 大阪府の例で言えば府が歩道が必要としている延べ延長は2.769Kmに対し、幅員2m以上に整備された道路は1,368Kmしかないそうです。役所目 線でも歩行者にとっては半分以上は危ない道路ということです。
 市民目線ならもっと酷い状況だろうと思います。
 ※昨年の11月には
歩 道整備計画(歩道整備の概要) 」 として前記の数字が明らかにされていたのですが、現在は「歩道整備計画に基づく歩道の整備」に整備前・後の写真が掲載されているだけです。維新の仕業というのは勘ぐり すぎでしょうか?
 昨年のホームページでは「歩道の量的な不足、連続性が確保されていない状況」だと大阪府が認めているのです。

◆竹中小泉改革の「つけ」
 高速道でのバス事故は深夜夜行運行バスなのに運転者が一人乗務していたとのことです。これぞ竹中小泉改革の「つけ」を国民の命で払うことになった象徴的 事件です。

 インターネットなどには東京−大阪が2500円mなどという料金が沢山あります。JRのドリーム号(夜行バス)の料金7、8000円と比べると破格の料 金です。
 根堀葉堀見てやっと見つかるのが「募集型企画旅行契約」という文字、平たく言えばツアー旅行ということ。乗合の路線バス(例えばJRバスのドリーム号) と違い、「道路運送法に基づき認可を受けた『路線』バスではないため、定時運行や運賃、運転手の連続乗務時間と交代回数、車両の運用などに規定が及ばない こと」(Wikipediaツアーバスより)

 道路運送法で決められた安全基準を守る路線バスと区別がつかないような売り方をして顧客を騙して金儲けが出来るのも小泉、竹中のお陰、知らずに乗って事 故に遭うのも小泉、竹中のお陰です。
 小泉などを時代の寵児と持て囃した「つけ」がこれからいっぱい明るみに出るでしょう。

 いつの世もバカを見るのは弱者です。
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