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12/06/13 原発の露骨の嘘や風知草
 昨日、自衛隊員が迷彩服を来て顔中カモフラージュの化粧をして東京の街中を行軍して いるのを報道でみました。
 迷彩柄を嫌悪する私にはムカムカ、イライラする気分の悪いものでした。
 そんな予感がしたのか、数日前にこんな句を作っていました。

<玩具箱より迷彩の兵士出ず>
<六月無礼玩具の兵士銃を持ち>

 東京電力や関西電力の「労働者」で作る労働組合が、民主党党内で原発再稼働に反対?する国会議員に次の選挙では応援しないと脅していたと報じられていま した。
 http://www.j-cast.com/2012/06/04134431.html?p=all
 http://tanakaryusaku.jp/2012/06/0004475

 元は労使協調、労使運命共同体であった同盟傘下の労働組合が、3.11の事故後も原発推進の旗を下ろさずにいるのですから、支援して当選した民主党の国 会議員は下僕くらいにしか思っていないのですから、脅しだろうが懐柔だろうが何でもするでしょう。彼らは労働組合という着ぐるみをきた利権集団であり原子 力村の住人なのですから。

 さて、覗き見する人も少なく、コメントなどいただくことのない残日録に久しぶりのお 客様でした。
 湘南にお住まいのアラ古希だと言われる方からコメントをいただきました。

 私の関西電力本店前への抗議行動などの記事をご覧になり、また、先日の野田首相の大飯原発再稼働の会見に憤られてコメントをいただいたようです。
 一部を紹介させていただきます。

 残日録さんお疲れ様でした。時々拝見しています。
 残日録さん、国際政治学者の90歳の畑田重夫さんに触発されて6日街頭で署名活動に参加してビラ配りしてきました。
 「畑田 重夫さんに触発」とは本物の運動をされているようです。

 収束宣言にごまかされミディア(ママ)の嘘を見ないようにしているだけでは何にもな りません。
 枝野のタダチニ発言から新聞は止めて、専らネットで情報集め老婆にはたっぷりの時間があります。
 何としても可愛い孫を守らなければ。
 新聞や テレビが無批判に政府や東京電力のいうことを垂れ流していた昨春から、新聞も随分購読部数を減らしたでしょう。
 新聞やテレビの流す情報を受身でいることは楽なことですが、ネットに手を突っ込んで情報を拾い出し、その情報の価値を見極めるのは桁違いに努力せねばな りません。
 私も含めて老人にはボケ防止かも知れません。

 子や孫に、この放射能塗れにした責任はありません。原子力ムラの住人や自民、公明、民主(社会、民社)などの政治屋、マスメディアに大きな責任があるの は事実ですが、同じ時代を生きて54基もの原発の建設を許してきた責任は私たちにもあります。
 子や孫を放射能塗れにしたくはありません。してはなりません。

 コメントの中段に書かれていたのが、記事のタイトルにいただいた俳句です。

原発の露骨の嘘や風知草> みつよ

 先祖伝来の土地を100年以上手塩にかけたりんごの木を捨てて避難している人も官邸 前の道路に寝て抗議をされたようです。
 福島の人を棄民にしている野田は許す事は出来ません。
 フクシ マの人は本当に国から捨てられた飢民です。
 「国が国民を守る」という国家としての最低限のことさえ今の政府はしていません。

 そして力強く「お互いに頑張りましょう!」と締められていました。
 組織ではない一人一人が自分の意志で運動を始める、続けることの意味深さを改めて思いました。
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