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12/08/27 福 井ポタリング

 少し涼しくなったようで、虫の声が聞こえるようになってきました。

 体調が今ひとつです。先週のポタリングの影響でしょうか、体力、気力が満ちてきません。
 「17音の残日録」 もアップアップの状態です。


 先週、福井県嶺北 地方にポタリングに出かけて来ました。
 メインは越前蕎麦、あとは何か美味しいものをと貧乏人のグルメ・ポタを目指します。

 青春18切符で京都、敦賀と乗り継いで武生まで輪行です。
 京都駅での乗り換えは、各停の京都止まりの到着ホームと京都から上り電車の出発ホームが跨線橋を渡らなくてはならない不便さは相変わらずです。子ども連 れや老人、それに私のように重い荷物を持ったものには辛い乗り換えです。


 
武生に10時半過ぎに到着します。自 転車をセッティングして、途中曇っていた空もカンカン照りになった真夏の日差しの中、すぐに出発、一軒目の越前蕎麦 屋、旧今立町の森六を目指します。

 11時過ぎに森六に到着しますが、店の表にはダンプカー、工事中のようで食すること叶わず、この店を目指してきただけにお腹が我慢できません。
 県道25号線沿いの大福を見つけ、メニューも見ずにおろし蕎麦を注文、冷房と扇風機で汗が引いた頃合に蕎麦が出てきました。
 少し太くて歯応えのある麺に辛めの大根おろしが美味しい一杯でした。6、7個あるテーブル席の一つで小学生の女の子が宿題をしている店内でした。

 満腹とはいきませんが、小腹を満たし永平寺を目指して県道25号線を
北上して行くと鯖江市と福井市の市境 に最大10%を超 える激坂(私には)のお出迎え、必死に漕ぐが前に進みません。日頃の運動不足が正直にあらわれます。やっとの思いで頂上、先には薄暗いトンネル(と口トン ネル)が現れます。前後にフラッシングランプを灯し、サングラスを外して進入しますが、路面も悪く目の疲れるトンネルでした。

 下りのスピードにもついて行けません。30Km/h程度でゆるゆると下っていきます。
 越美北線(九頭竜湖線)の踏切を越え、足羽川を渡り足羽川沿いに宿布方面に進めば永平寺ですが、
永平寺まで登る体力も気力もなくあっ さりとパス、次の目標、旧丸岡町の豆腐屋・谷口屋を目指します。

 
日差しは頂点にあり路肩の温度計は34℃を指していま す。朦朧として小さな郵便局の前のベンチにヘタリ混みます。呼吸を整えて日向にでます。北陸自動車道沿いにジグザクと北進を 続けます。

 永平寺町の福祉センター?に自販機を見つけて一休み、自販機の水物はほとんど売り切れで缶飲料のみ、冷たい炭酸系で喉を潤します。今日のコースではコン ビニ、スーパーをほとんど見かけません。
 九頭竜川を渡り福井大学病院付近で右折すべきところをそのまま直進して谷口屋への道を誤ってしまいました。間違ったことを分かりながら北進を続け竹田川 沿い県道10号線を登って行くことにします。

 単調な上り旗長の山道ですが、途中何箇所かロックシェルター内の工事区間があり片側 交互通行になっていて体を休めることが出来ます。ゆるゆると登っていくと視界が開け田んぼの中に温泉施設などが現れ国道364号線と合流します。
 在所の外れに目指す谷口屋はありました。

 店に入ると15時に2、3分前、レストランは既に閉店とか、売店のお兄さんに「何とか」と交渉すると「出せるものには限りがある」との条件で食事をする ことができました。
 平日の15時過ぎなのに4組ほどのグループ客が食事をしていました。
 私は名物と言われている大きな油揚げのステーキ?を注文。一辺が15〜20センチ、厚さが3センチ程の大きな油揚げと薬味の大根おろし、ネギと特製醤油 でいただきます。
 美味い不味いはともかく、話のネタにはなる食べ物でした。

 国道364号線を南に下るか、今来た道を戻るか思案の末、疲れた身体には安全な元来た道を戻ることにします。ゆるゆると登って来たつもりでしたが、結構 な勾配でよくぞ登れたものと関心しました。

 田んぼの中、集落の中を迷いながらも丸岡駅に到着。慌ててパッキングして乗り込みましたが福井駅の接続待ちで小一時間をKioskと待合室を行ったり来 たりビールが美味しいことでした。

 帰宅は21時過ぎ、走行距離はおよそ70キロでした。
 実走に近いルート図はこちら

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