12/12/23 御堂筋クリスマス・デモ
昨夕、いつも関西電力本店前での抗議行動の世話をしてくれているTwitNoNukes
大阪らが企画、呼びかけてくれた「LOVE脱原発OSAKAクリスマスデモ」に参加して来ました。
集合は大阪市西区の靭(うつぼ)公園を出発し、四ツ橋筋、御堂筋を横
切り、イルミ
ネーションに彩られた御堂筋の側道を南下、なんばの高島屋前を右折し、元町中公園まで凡そ2
時間強でした。
靭公園に着くとドラムのリズムが冬木立に心地よくこだましています。今はドラムとは言わないのかな?横断幕はバナー、チラシはフライヤーとか、なんか楽
しそうですね。
ボランティアで、ドラムを100円で貸してくれる人もいましたが、とても借りる勇気は
ありません。ドラムを持っていない人はタンバリンや
ペットボトルに小石を入れたものなど音の出るものを持ってきています。
秀逸は画板のような板の上に鉄琴を固定したものを胸前に抱えてクリス
マスソングを演奏している女性でした。
私は音楽が全く出来ません。楽器など何も演奏できません。音楽ができる人を尊敬してしまいます。
出発は17時、華やかな御堂筋、行き来する人、お店の中で食事している人、そんな中から手を振ってくれる人がいる。なんとも繋がっている感が湧いてきま
す。「おーいをとめろ!」のコールで不覚にも涙がこぼれてきました。
歩道から素人玄人のカメラマンがカメラを構えています。撮影に専念していた人が総勢10人以上でした。取材に来ていたメディアはしんぶん赤旗だけ(私が
見たところ)でした。
関電前の抗議行動でよく見かける共産党の山下芳生参議院議員も参加していました。先週末の首相官邸前での抗議にも共産党の志位さん、笠井さんの他に国会
議員は参加
していなかったそうです。選挙前は未来も社民も来ていたのに、彼らの反原発は票が欲しいだけのポーズでしかないことが明らかです。
デモの隊列は穏やかに進んでいきます。
信号で待たされる時にはドラム隊の「再稼働反対!」「ドドンドドンドンドン」とリズムを刻みます。歩道の人たちの視線も熱くなります。特に外国人の家族
連れは陽気に応えてくれます。また、涙がこぼれそうになりました。
このグループの良いところは変に危険ないことをしないことです。同行するお巡りさんの言うことはよく聞くし、デモの最終地点付近は病院があるのか、住宅
地
なのか音を出せないところなのですが、ドラムもメガホンも音を出さずに地声のみでアピールするなど、いわゆる行儀がよいのです。
軟弱とか、体制内とか言う攻撃もありそうですが、私が抗議行動に参加し続けられるのも彼らの「静けさの力」です。
静けさは力、優しさは力だと思う。
原発が無くなるまで抗議の声は続くでしょう。
政権党が民主であっても、自公であっても変わらない。原発が無くなるまで「原発無くせ」と声を挙げ続けます。
広がれ「反原発」の声!
しんぶん赤旗がデモを報じてくれています。
「“プレゼントは原発ない社会”大阪・東京で市民がデモ」(しんぶん赤旗 12/12/23)
楽しいデモでした。
長崎のことは明日にでも。
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