13/01/24 電気使用量
前々回の記事では自殺者数が15年振りに3万人を下回ったという報道
に違和感があると書きました。私の違和感の元は、生活保護費が削
減され、消費税は増税され、放射能汚染により故郷を追われた人たちが十数万人もいるということなど、世の中は不安やストレスだらけです。自殺者が増えても
不思議ではないと思うのですが。
中でも生活保護費の削減は生活保護を受けて入る人たちだけでなく、住民税の非課税限度額が下がり今まで非課税だった人の課税される、非課税だと介護保険
料、医療費の上限が上がったり保育料、健康保険料も上がったりします。
他にも最低賃金の引き上げが遅れるなど弱者に苛めことばかりです。これは憲法25条が国民に約束している「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を
著しく侵犯するものだと思います。老人も貧しい者も死ねということです。
さて、熊本の医師・小野俊一さんがTwitterやブログで電気料金をコンビニ払いにしよ
うという呼びかけに応えて1年ほど前から自動引落を止めました。先日の「原発ゼロ上牧行動」のあとの交流会でも、請求書払いの料金を毎月関西電力の営業所
に払いに行って「大飯を止めて」などと抗議を続けられている方もおられました。
鈍なわたしはやっと毎月送られてくる請求書を眺めて電気の使用量を確認する癖がついたくらいでした。
2012年の12月の使用量は179kWhでした。我が家は老人ふたりで集合住宅に暮らしています。その量が多いのか少ないのか分かりません。それで関
西電力の「電気ご使用量のお知らせ照会サービス」に申し込んで前年の同月と比べて見ることにしました。
節電に心がけているというより、物を買わない、車は持たない、冷暖房に頼らないなどと、なるべくエネルギーを使わないようにしていることから電気の使用料
も少なくなっているのでしょう。貧しいと言うことは節電に貢献してしているということでしょうか?
関西電力の「電気ご使用量のお知らせ照会サービス」にはご親切にも「CO2排出量(kg)」と欄があり179kWhの電力消費で74.11kgもCO2
を輩出しているとのことだそうです。また、他の欄には74.11kgは「テニスコート約0.6面分のブナの天然林が1年間に吸収する量と同じです」とも書
かれていました。根拠が分からずに「よくある質問」や「問い合わせ」しようとしてもリンクがなかったり書き込めなかったりと散々なサイトでした。
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