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13/02/04 立春大吉?
 今日、2月4日は立春。<春ってなんだ、そわそわする>なんて呟いた りしました。昨夜は家人が用意してくれた年越し鰯をいただきました。節分から立春で歳を取ると祖母は言っていましたし、生まれ年の干支も節分までは前の干 支になるのだとも。私は鼠年の一月生まれですから「お前は亥年生まれだ」と。

◆産地偽装の放射能汚染魚
 いただいた年越し鰯はよく太った大羽鰯と呼ばれる種類のようですが、お店では産地の表示がなかったそうです。
 仮に産地に西日本の地名が表示されていても「福島沖で漁獲された魚が神戸の漁港に水揚げすれば、『神戸産』と表示される」(下記から引用)のだそうで す。放射能 に汚れた食べ物を放射能感受性の高い子どもたちに食べさせていることになります。
 「魚の産地表示は穴だらけ! ”汚染魚避けるための産地選びはまったく意味ない” 合法的に産地偽造が可能」 (阿修羅)

 国や電力会社は、フクシマの事故とその影響を全国に撒き散らしているのです。そうして自らの犯罪を希釈し誤魔化そうとしているのです。

 チェルノブイリ原発の事故(1986年)から5年後の1990年をさかいにウクライナ、ベラルーシ、ロシア、リトアニア、ラトビア、エストニア、ルーマ ニア、ブルガリアなどで東欧の国々で同じようなカーブで人口の現象が続いています。「チェ ルノブイリから五年後に起きた広範囲の人口減少」(院長の独り言)

 もう、日本って国はなくなるのかも知れない。似非「愛国」者どもよ真剣に怒るべき時ではないか!

 俳壇、歌壇の句や歌を紹介する前に、まだまだ腹立たしいことがあり書かずにはおれません。

◆似非人権派
 人権派のような顔をしている鳥越俊太郎氏を何故か好きになれません。
 毎日新聞の連載コラム「ニュースの匠」で、大阪市立高校の体罰と生徒の自殺、それを利用した橋下市長の入試中止というパフォーマンスを取り上げていま す。「体罰問題で入試中止」(毎日新聞 12/02/02)

 橋下市長をアンデルセンの童話「裸の王様」の王様に例え、裸だと指摘できなかった民衆を私たち市民に例えています。
 その中で鳥越氏は「バスケットボール部顧問による自殺した主将生徒への激しい体罰は、報道で見る限り、これは体罰の域を超え暴力行為ですね」(下線引用者)と書いていま す。

 この論理で言えば「暴力である体罰」と「暴力ではない体罰」があるということです。人が自殺するような「激しい体罰」は暴力だが、軽微な体罰は暴力でな いと言うことです。
 これは看過できません。抵抗、反論できない立場の人間に対するすべての体罰は暴力です。決して許されません。

 こういう人は似非人権派、電波芸人は要らない。

◇ムラ社会
 原子力規制庁の名雪哲男審議官が、日本原子力発電(原電)の幹部に、敦賀原発の活断層評価報告書を公表前に渡していたと報じられています。「敦賀断層調査 規制庁幹部 情報漏えい」(東京新聞 13/02/02)
 「規制」委員会とは言っても原子力ムラに「寄生」する組織に「規制」など望むことはできません。

 報告書の公表前漏洩で思い出されるのはJR西日本福知山線脱線事故の事故調査委員会の調査報告書が事前にJR西日本の幹部に漏れていたことです。

 JR西日本の山崎正夫社長が先輩である事故調の山口浩一委員を接待し、調査報告をJR西日本に有利に書き換えを工作し併せて情報の漏洩が発覚。
 また、JR西日本の東京本部副本部長の鈴木善也が先輩である事故調の砂糖康生鉄道部会長に接触し公表前の報告書を入手していた。(JR福知山線脱線事故 Wikipedia)

 どちらも情報漏洩による報告書の改ざんはなかったと言われていますが、ムラ社会の中の人間同士ですから、ある人を慮って言葉を選ぶということはあるで しょう。

 名雪哲男審議官は金銭を受け取っていないからと処分は「訓告」どまり。JR西日本では山崎正夫取締役と土屋隆一郎副社長が辞任しているが「規制」委員会 はどうするのでしょう。
 ムラ社会の住人にムラ社会の「規制」はできない。

 朝日俳壇、紹介は明日にしましょう。

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