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13/02/09 9の日・9条・ハンスト・イン
 先日の電車の中での女子高生の会話に聞き耳を立ててみました。

 A「『どこでもドア』って欲しいなあ」
 B「どこでも簡単にいけるし・・・」
 A「どこでもスッといけるんやったら、電車なんか要らんやん」
 B「そうやなあ、それやったらお店も街も要らんことになるで」
 A「こうして電車に乗って、買い物に行く楽しみ無くなるやん」

 そうですね。未来の世界も便利になりすぎると人間としての楽しみも無くなるんでしょうね。

 関西電力本店前での反原発の抗議行動はメディアの取材はほとんどありません。昨年の夏頃にはテレビ局のカメラの入る日もありましたが、1紙、2紙と減っ ていき現在では「しんぶん赤旗」だけが毎回取材に来ています。
 昨夜は初顔の中年の男性記者さんでした。コール中に後ろから声を掛けられ取材されました。初めての経験です。
 「小さな声でも、みんなの声を合わせれば、大きな力になれることを信じて来ている」なんてことを月並みな発言でした。「名前を紙面に出しても良いか?」 との問いには「なるべき匿名で」と根性のないこと。

 「しんぶん赤旗」を購読していませんので、掲載されているかどうか分かりませんが良い経験をしました。

 今日 は「ガンジーの会」 が呼びかけている「9の日・9条・ハンスト・イン」(0時から24時)に参加しています。
 ようやく折り返し点を過ぎて、ボチボチお腹が空いてきました。今までの経験からは18時頃が一番辛い時間帯でしたから「未だ道遠し」の感です。

 昨年末に戦争をしたい人たちの政府が出来ました。安倍首相は所信表明演説で一言も触れなかった憲法改悪を徐々に語りだしています。憲法を変えるには三分 の二以上の賛成が必要との憲法96条を書き換えて過半数の賛成で変えられるようにしようとしています。元々、小選挙区という選挙制度が民意を正しく反映し ていないのですから過半数というハードルはかなり低いと思います。

 憲法改悪が見渡せるようになってきたということでしょう。
 「戦争は嫌や」というシングルイシューでの共同の話を広げて行かねばなりません。私に何ができるのでしょう。

 先日のABCラジオで軍事評論家の田岡俊次が、
尖閣で中国軍艦が自衛艦にレーダーを照射したことについてこ んなことを言っていました。

◇レーダー照射などと言うことは世界で日常的に行われている。
◇自衛隊は訓練の時に民間機に対してレーダーを照射している。

 その番組の後の番組のアナウンサーは「レーダーを照射されると言うことは銃口を突きつけられているようなもの」だから毅然と対応しなけらばならないなど と煽っていました。
 マスメディアは何故、国の言うことをそのまま垂れ流すのでしょうか。

 軍隊が民間機を仮想的機と見做して訓練をしているという事実にも驚きました。古くは木星号墜落事故、最近では日本航空123便の墜落事故も軍隊による誤 射が原因という説もあり、そういう可能性もないとは言えません。
 軍隊は国民を守らないという教訓も忘れてはなりません。

 極右政権に、大政翼賛会はよく似合うことです。
 もう、毎日歩んでいる暮らしの道はいつか来た道に繋がっています。未来の人たちは「2010年代に生きた人たちの所為で日本という国は滅んだ」と学ぶの でしょうか?

 決してそうしてはなりません。
 そのために少しでも声を挙げ続けたいと思います。

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