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14/02/08 氷見行

 明日は東京都知 事選挙の投票日です。
 生憎の天気で都内は20cmほどの積雪があるそうですが、雪に負けないで投票して欲しいと切に思います。

 脱原発候補?の「一本化」と言われている方の中には私も信頼していた文化人もたくさんおられます。
 でも「一本化」と言われている方の多くは宇都宮健児さんを下ろすこと、宇都宮さんを支持する人たちの中に共産党がいること、共産党が頑なで一本化を阻害 していると言います。
 更に、宇都宮さんの政策が脱原発が最上位ではないというのです。

 首長選挙はシングルイシューで闘うものではありません。
 自治体には福祉、教育、雇用など多くの課題があります。それらを合わせて解決しなければなりません。
 「一本化」して推したい候補者は細川護煕さんです。
 細川さんは色々な団体の公開質問状に対して「就任後、皆さんの意見を聞いて検討する」などと政策を明らかにしません。

 頭の良い文化人たちがどうしてこんな候補を推しているのでしょう。私にはまったく分かりません。
 何はともあれ、選挙権のある人は足元が悪いでしょうが是非投票をして自分たちの暮らしを守りましょう。

 最 近、まぶたがピクピクと痙攣することが多く、自律神経が健康的でないようです。ちょっと静養にと5日、6日と1泊で氷見、 高岡、富山に行ってきました。目的は冬の日本海の海の幸をいただくことでした。

 いつもは青春18切符を利用しての移動ですが、今回は奮発してサンダーバードでの移動です。
前日まではポカポカ陽気だっ たのが一転、立春寒波と呼ばれる大寒波襲来で、山科のトンネルを越えると一面銀世界です。

 KIOSKで買ったウィスキーのポケットビンをちびりちびりとやりながら高岡に着きます。
 高岡駅では出札を出ないでそのまま、氷見線に乗車します。氷見線の駅の案内表示は日本語、英語、中国語、ハングルにロシア語もあったようです。(写真を 撮り忘れました)

 右手に富山湾を見ながら忍者ハットリ君など藤子不二雄Aさんの作品の登場人物が描かれたワンマン列車が進みます。
氷見は 藤子不二雄Aさんの出身地だそうです。

 氷見駅は思ったより雪は少なく、車道にはほとんど雪がありませんが融雪用の水がセンターラインから噴出しています。
 駅前に映画館(氷見キネマ)がありました。「サラエボ の花」がかかっていました。随分前に視たいい映画でした。こ ちらに少し書いています。
 映画館と古本屋がある街はいい街という私の信条で言えば氷見はいい街 です。漁港に続く道は両側がアーケードになっていて中々趣があります。多くのお店は閉まっていましたが。

 以前、長野(飯山)から富山までツーリングをした折に開店前で食べられなかったキトキト寿しが食べたかったのですが、ロードサイドにしかお店がないの で、漁港の近くにある番屋街という商業施設に行ってみることにしました。

 ウロウロと街中を歩いていると大きな商家が目立ちます。漁業や交易で栄えたのでしょうか。雪が深くて大変でしょうが往時が偲ばれる街でした。

 番屋街の回転寿司屋で寒鰤などと日本酒の三笑楽を2杯いただきました。飲み足らずに施設内の小ジャレタカフェで蒲鉾をおつまみに成政をくいと一杯、ほろ 酔いになってきました。

 駅に戻り、民宿の送迎バスで今日の宿泊先の灘浦荘に向かいます。2、3箇所の民宿に泊り客を送って灘浦荘が終点でした。
 客室にはブラウン管テレビがドカンと鎮座しています。暖房が利きすぎるくらいです。
 早速、大浴場に入って体を温めます。湯上りには当然ビールということです。湯上りのビールは格別です。

 食事までの時間、持ってきた文庫本(佐野洋「血の裏切り」)を読んで過ごします。
 こちらの民宿は夕食は部屋食でした。お酒は銀嶺立山を注文します。料理は八寸、酢の物、寒鰤などの刺身盛り合わせ、鰤大根、蟹味噌豆腐あんかけ、鰤照 焼、鰤押寿司、蟹しゃぶしゃぶ、蟹味噌、氷見うどんとそれほど珍しく物はありませんが、量は十二分でした。

 お腹が膨れたら眠気がしてきます。眠気覚ましに温泉に浸かります。
 布団に入って本を読みながら眠りに入ってしまいました。

 翌朝、宿を出て海岸に出てみました。薄く晴れているところもあるのですが、立山連峰の山並みは見えません。
 朝食は食堂で、サラダ、干物、酢の物、温泉卵、潮汁、豆腐とご飯を2杯いただきました。

 他の民宿は2人以上でのプランしかありませんでしたが
、この民宿は男一人旅のプランがあって選びました。他にも男一人の 客もいましたので好評のようです。

 民宿の送迎バスで氷見駅まで戻ります。多くの客は途中の番屋街で降りました。
 氷見駅に着くと電車が2時間ほどありませんので、国道に出てバスで高岡まで移動することにします。大きな病院に寄ったりしながらバスはゆっくりと進みま す。

 10年ほど前の5月、金沢から能登半島一周のツーリングしたとき、目的地の高岡につく頃には雨でした。冷えた体で走った道路はこの辺だろうかと思い出そ うとするのですが、何も記憶に残っていません。遠い思い出です。

 高岡駅北口は大工事中でした。
 来年に迫った北陸新幹線の金沢までの開業に合わせての工事でしょう。バスを降りてから改札口にいくまでに右に左に誘導され10分ほどかかるほどでした。
 高岡駅に新幹線は通りません。新高岡駅というのが出来るようです。

 頼まれていたお菓子が高岡駅に売っていなかったので、富山まで足を延ばすことにします。富山駅も相変わらずの大工事中でした。
 新幹線が開通して、人々の暮らしは豊かになるのでしょうか?

 目的のお菓子(甘金丹)を買って高岡に戻ります。事前に調べていた酒蔵(清都酒造場)や味噌蔵(山元醸造)にも行きたかったのですが、天候が悪くあの北 口を通るのが嫌で諦めまし た。

 昼ごはんはレストラン・キャセロールに決めました。
 13時前でしたが、1階はほぼ満席、禁煙席をというと2階が禁煙席だと案内されました。2階もほぼ満席、長い15、6人が掛けられる長いテーブルに座り ました。

 看板メニューのハンバーグとグラスワインをいただきます。ランチ・ハンバーグは野菜とパンがついて1000円ですから、コストパフォーマンスの良い食事 でした。
 壁にサイクリング用のバッグやツーリング時のスナップが飾られていて、オーナーの趣味がサイクリングなのでしょう。

 15時過ぎのサンダーバードで帰路に着きました。
 満足満足の旅でした。
湖西 の雪
旅の 友
日本 海
氷見 駅
氷見 キネマ
氷見 の商店街
漁港 にハットリ君
氷見 漁港
ちょっ と一杯
刺身 など
蟹 しゃぶしゃぶ
朝の 富山湾
朝食
万葉 線
キャ セロールのハンバーグ
 
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