14/03/15 レイシズム
先日、残日録
(ブログ版http://ameblo.jp/yoshim12/)
で死刑制度について書きましたが、その部分に「私は死刑制度に大賛成です」というコメントをもらいました。
内容は「仮にわたしの娘に何ら落ち度が無くて殺されたとしたら、私は加害者を殺すつもりです。そのような事が不可能でしたら、国家は国民の復讐を権力で
行って欲しいと思います。ま、復讐を認めてくれたら、あなたと対立が無いでしょう。」とありました。
世の中には色々の考え方がおられること、その色々が私たちの世界を作っている、だから世の中は美しいと思っています。
色々の考え方や意見を相互に尊重しあって生きていくことが大事ではないかと思います。
さてさて、3月8日のサッカーの試合(浦和VS鳥栖)でスタジアムに[JAPANESE ONLY]という人種差別横断幕が掲げられるという事件があり
ました。
主催チームの浦和レッズは、何だかんだとこの横断幕を試合終了まで放置し、試合が終わってから取り外すように指導したとのことでした。
3月8日の浦和レッズの公式アナウンスは、「本日行われましたJリーグ第2節サガン鳥栖戦におきまし
て、差別的と解釈されかねない発言と行為がありました。」とあり、「差別的と解釈されかねない」などと人種差別事件に対していささか心もとない発言でし
た。
頼りないチームに対しJリーグは下記のような制裁を決定しました。
(1)譴責(始末書をとり、将来を戒める)
(2)無観客試合の開催(入場者のいない試合を開催させる)
このJリーグの裁定は当然のことと思います。
翻って、街中で外国人への差別発言や横断幕は野放しにされています。在特会などのレイシスト団体の公共施設の利用も無差別に貸されています。
また、テレビなどのマスメディアでのテレビ文化人の「オバマは黒人だったから大統領になれた」などの発言も野放しです。
このようなレイシズムに対する態度が、スタジアムの中に閉じ込められるのではなく、広く社会にも広がることを望みたいものです。
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