14/03/30 交々のこと
消費増税に備
えて?駆け込み需要が盛んなようです。
毬谷友子(@mariyatomoko)さんという方
がこんなことを呟いていました。
----------------
なんかさ。一生懸命、3月中に買い物して、日用品とか買ってる人いっぱいいるけど。その中の何人かに、言いたいわ。
選挙、行っておけば、こんな事しなくてすんだのよ。って。投票所なら1回ですんだんだよーって。
----------------
そうですよね。馬鹿な政治家を選んだツケを払わされているのです。
◆水戸巌さん
さて、水戸巌さんの著作・講演集「原発は滅びゆく恐竜である」を読み始めました。
水戸巌さんは原子核物理学者という私などが想像もできない学者なのですが、その奥さんの水戸喜世子さんと原発ゼロ上牧行動などでご一緒しているのです
が、先日の上牧行動で勧められたのです。
この本の前書きは京都大学原子炉実験所の小出裕章さんが書かれています。水戸さんは反原発運動の先駆けであり、小出さんの5本の指に満たない尊敬する師
だと反原発運動の現場での交流などを書かれています。
巻末に水戸喜世子さんが巌さんの人となりについて書かれています。
1987(昭和62)年1月、年末から息子二人と剱岳北方稜線に挑んでいた巌さんら三人は遭難死されることになる。
力が沸きましたら読後に紹介しましょう。
◆袴田事件
袴田事件の第二次再審請求に対する判断が3月27日静岡地裁で「再審開始」と出されました。
裁判所は「捜査機関が証拠をねつ造した疑いがあり、無実の人を陥れて長期間拘束を続けたことになる」などと警察、検察に厳しく批判し、「これ以上、勾留
を続けることは耐え難いほど正義に反する」と即時釈放を求めました。「袴田事件の再審認める『証拠ねつ造の疑い』」(NHK 14/03/27)
この再審開始決定により袴田巌さんが48年間の死刑囚としての拘禁を解かれ釈放されました。遅すぎたとは言え誠に喜ばしいことです。支援してこられた姉
の秀子さん共々元気なうちの釈放でよかったと思わざるを得ない。
袴田事件とは、1966(昭和41)年静岡県清水市で起こった一家四人が殺された強盗殺人放火事件です。
事件発生から2ヶ月後に従業員だった袴田巌さん逮捕され、過酷な取調べのすえ拘留期間間際に「自白」をさせられたのでし
た。多くの冤罪事件で一端「自白」をしてしまえば、その筋書きにあった証拠を捏造すても有罪に導くのです。
今後は検察が見得での抗告をせずに真に無実を勝ち取ること、そして袴田さんを無実の罪に陥れた人たちがそれぞれの責任を明らかにして欲しい。一審の裁判
官の一人・熊本典道さんのように。
|