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14/04/08 朝日俳壇、歌壇より

 京都府 知事選挙の投票率は34.45%で過去最低だったそうです。
 何故、こんなに投票する人が少ないのでしょう?
 福井県若狭の原発から30km圏内の京都府に住む人たちが、原発の再稼動に賛成な知事を選んで良いのでしょうか?
 府北部の経ヶ岬にアメリカ軍の基地を受け入れる知事を選んで良いのでしょうか?

 選挙には負けました。
 毎日が闘いです。普段着を着て革命をやろうと思う。

 屋代聡さんという方がこんなことをツイッターで呟かれています。
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 この3年間、確実に市民たちは「路上の権利」をモノにしてきていると感じている。 きっと道は拓ける。大丈夫だ。3・11以後、僕たちが進んだ道はどれも新しかったじゃないか。これからもきっと進めるはず。
  「私にできるのはここまでかな?」
  そういう限界を今こそ打ち破ろう。
 僕らは今、紛れもなく、革命を生きようとしている。 精一杯抵抗しようじゃないか。抵抗の歴史を刻んでやる。 字義通りの「市民革命」をやりきろう。

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 童話作家の寮美智子さんが奈良少年刑務所の少年受刑者の更正教育で得た少年たちの「詩」をまとめられた「空が青いから白をえらんだのです ―奈良少年刑務所詩集」から「くも」という歌が作られました。
 逢坂泰精さんが歌っています。
 是非、お聴きください。https://www.youtube.com/watch?v=36BmBHJ81BY&feature=youtu.be&a


 4月7日付けの朝 日新聞の俳壇、歌壇より気になった句や歌を紹介します。

◆朝日俳壇
◇水美(うま)き日出づる国へ黄砂降る(松戸市・大井東一路:金子兜太選)
 選者は「堂々と書いて、存分に抗議を含む」と評されていますが、確かに中国からの黄砂やPM2.5の飛来は困ったものですが、我が国が垂れ流している放 射能はどうなんでしょう。
 他国からの批判にはどう応えるのでしょうか?

◇福島を逃れし人と土筆摘む(山口市・浜村匡子:金子兜太選)
 どんな思いで土筆を摘んでおられるのでしょう?

◇春愁やまた返されし生返事(福山市・広川良子:長谷川櫂選)
 生返事の相手は誰でしょう。まさに春愁い。

◇青饅(あおぬた)や唐津や瀬戸や何や彼や(砺波市・中神裕正:長谷川櫂選)
 先日、花見に伺った知人宅には色々の器があり、この作品のような状況でした。

◇しやぼん玉児の目も空を飛んでをり(岩倉市・村瀬みさを:大串章選)
 優しい観察者の目です。

◇近道は梅咲く道となりにけり(相馬市・根岸浩一:大串章選)
 近道が梅咲く道とは羨ましいこと。
 遠回りをしても花咲く道を通りたいものです。

◇野遊のどこかに杖を忘れきし(高松市・白根純子:稲畑汀子選)
 野遊びをして元気になられたのでしょうか?

◇ほろほろと空気ほどけて春になる(東京都・藤森荘吉:稲畑汀子選)
 この句の「空気ほどけて」が良くわかります。今年の冬の寒さは「空気が堅くなった」と思い、春が待ち遠しかった。

◆朝日歌壇
◇それぞれの春へと子らは歩み出し式後の靴なき玄関に立つ(石川県・瀧上宏幸:馬場あき子選)
 一読では状況が分かりませんでしたが、子を送り出した教師が静かになった校舎に立っている感慨でしょうか。

◇畑やめ田圃もやめて田舎の兄はひとりになりて農地手放す(さいたま市・田中ひさし:馬場あき子選)
 兄さんが手放した農地は誰かに大事にされるのでしょうか?

◇しなやかに駒を指す手とゆるやかにお茶を飲む手の女流対決(調布市・長山弘:佐佐木幸綱/高野公彦選)
 「しなやか」と「ゆるやか」、「指す手」と「飲む手」の対比が女流棋士の華やかさを表しているような。

◇いつの日か「あれから三十年」となるそのころ風はきれいだろうか(福島市・美原凍子:高野公彦選)
 三十年後に風は綺麗なんだろうか?
 いやいや、決して綺麗ではないだろう。福島第一原発が収束しているとも思えない。

◇想定外だったと今度も言うだろう原発再開事故起きたらば(福山市・武暁:高野公彦選)
 何度でも「想定外」だったというのだろう。私たち国民が馬鹿にされているのだろう。

◇壇上で卒業証書もらふ子の髪が寝ぐせで嗚呼はねてゐる(下関市・筒井琴美:高野公彦/永田和宏選)
 今週は卒業式など学校を題材にした作品が多く入選していました。
 この作品の「嗚呼はねてゐる」が可笑しい。

◇沈丁花のつぼみふくらむ路地裏にいかなご炊く香の流れて神戸(神戸市・高寺美穂子:永田和宏選)
 神戸の街に住んでいたことがある、確かに早春の一時期いかなごの釘煮を炊く匂いがしていたものだ。今は懐かしい思い出です。

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