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14/06/13 なんとも怪しい話し


 火曜日には原発ゼロ上牧行動、金 曜日の今日は関電本店前反原発の抗議行動です。
 ノンポリの私、頭数にしかならないはりぼての私でも何だかんだと忙しいことです。

 ツイッターの話題を。
 6月8日にこんなツイートがありました。
 「【検索逃れ】原子力規制委員会が、ストロンチウムの文字を巧妙に変えていることに気づいた方がいます」

 「ストロンチウム」と「ス卜口ンチウム」の違いは分かりますか?
 前者は7文字ともカタカナですが、後者はカタカナだけではありません。

  ンチウム
 ↑↑ ↑  ↑
 || | カタカナ
 ||漢字の「口」
 |漢字の「卜(ぼく)」
 カタカナ

 「ト」の代わりに漢字の「卜(ぼく)」、「ロ」の代わりに漢字の「口(くち)」、こんなへんな言葉が原子力規制委員会のサイトに使われていたのです。誤 字?があったのは、今年1月に開かれた「第10回特定原子力施設監視・評価検討会汚染水対策検討ワーキンググループ」の会議資料一覧の一部でした。

 カタカナの「ストロンチウム」で検索してもこの資料は見つからないということです。

 相手が規制庁では、検索逃れに姑息なことをしていると見られてもしようがないでしょう。9日にはOCR(光学式文字読取装置)の誤変換を見逃して、その まま掲載したとのことです。「『ストロンチウム』→『ス卜口ンチウム』は『OCRのミス』 原子力規制庁、サイトを修正」(ITmedia 14/06/10)

 簡単には信用できない説明です。
 OCRは手書き文字や、印刷された文字を読み取り文字に表現するものです。
 「ストロンチウム」の「ス」はカタカナで認識し、「ト」はわざわざ漢字の「卜(ぼく)」と認識するようなぼんくらなOCRを今どき使っているとは思えま せん。

 バレたからOCRの変換ミスとは、反論できぬ機械に罪を擦り付け自分たちは、またぞろ国民を欺くようなことに知恵を絞っているのでしょう。特定秘密保護 法が施行されるまでにも色々な情報が国民の目から隠されています。
 マスメディアも官の発表をただ垂れ流すだけです。目を開いてしっかりと物を見ていかねばなりません。

 もうひとつは心に 響く話を。
 差別主義者のデモや街頭宣伝に反対してカウンター行動に積極的に参加されている chi-chiさんという人のツイートです。

  もし私が在日と結婚してなくて、子供も日本人だったら私は路上に出ただろうか。育った環境の影響で、差別反対ではあったと思うし、カウンターへ何回かは足 を運んでるかもしれない。
 偉そうに日本社会の問題とかわたしは言ってるけれど、あんなに暑い日曜日に警察からは脅され通行人から好奇の視線を
浴び てまでわたしは路上に出ていない。他に楽しい事たくさんあるのだろうけどあなた達は出来る限り路上に出てくる。
 御堂筋で並走しながら道 頓堀橋に着くと知ってる顔の人も、知らない顔の人もたった数分のプラカをあげるために警察に囲まれてデモをまちかまえてるのがみえる。瞬間ホッとする。
 1時間かけて来てる人、夜勤明けの体を引きずってくる人。店を閉めて まで来る人。色々な人がいる。わたしの為にいるわけじゃないのはわかっているけど無理しないでねと思う。そんな尊敬できる人達と路上に立てるからカウン ターしてよかったと思う。

 こういう人が差別を受けることの無いように今私にできることを少し無理をして行おうと思う。目の前で殴られている人たちを黙って見ている訳にはいきませ ん。
 小さな力ですが、みんなと声をあげたいと思うツイートでした。
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