14/07/05 関西電力は全原発の廃炉を
この残日録では朝日新聞の俳壇、
歌壇の句や歌を紹介しています。なにせ素人の鑑賞を披瀝しているのですから恥ずかしい限りですが、Ameba版の残日録に朝日歌壇の常
連入選者の上田結香さんからコメントをいただきました。
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はじめまして、朝日歌壇 投稿者の上田です。
時々私の歌を取り上げてくださって、ありがとうございます。 楽しんで読んでくださる読者の方の存在は、何より励みになります。
また、残日録様は、いつもあたたかく好意的に見てくださるので、うれしいです。
梅雨どき、ご自愛くださいませ。
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毎週、人さまの作品を読ませていただいていると、好き嫌いというか通じるところがあるのか上田さんの短歌を何度も紹介させていただいていました。
2年前の秋の入選歌にこんなのがありました。
<この夏はビーチサンダル履かぬままこうして若さを置き忘れてゆく>上田結香
いいですね。若い人の作品は。
さて、今月も電気使用量の通知メールが来ました。
前月とはマイナス3kwh、昨年同月比は±ゼロでした。これくらいの使用量が限度でしょうか?
真夏には倍以上の使用量となりますから、7月8月を心して迎えねばなりません。
ところで、使用料金(kwh当たり単価)は毎年上がっています。
11年6月には21.0円、12年6月21.6円、13年6月24.0円、そして今年の6月には25.7円となっています。(電気使用料金・円を使用
量・kwhで除しています)
3.11の福島原発事故以来、毎年火力発電の燃料単価高騰を理由に値上げをしているのです。
原発の発電単価が火力、水力に比べて高いことは福島事故の流れを見れば容易に分かることです。なのに電力会社は馬鹿のひとつ覚えのように「原発が動かな
いから経営を圧迫している」「だから値上げせざるを得ない」というのです。
全国の原発は昨年9月15日から一基も稼動していません。
原発が動かなくても電力は足りています。原始時代に戻ることもありません。ワールドカップと騒いでも十分電力は足りているのです。
株主総会では「原発に依存しない電源構成を」などの株主提案もことごとく退けられています。
関西電力は5月21日福井地裁の大飯原発3、4号機の運転差止判決に従って再稼動を諦め、全ての原発の廃炉を決めるべきです。
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