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14/10/13 朝日俳壇、歌壇より

 今日は体育の日、 10月10日に開催された東京オリンピックの開会式の日は天気の特異日とかで晴天の多いだったそうですが、今日は 台風19号が関西地方にも襲来とか。
 今朝、少し散歩をしてきましたが、大山崎山荘美術館は台風のため臨時休館となっていました。

 昨日は参加できませんでしたが、大阪市内で在特会らのデモ、街宣と鶴橋で「お散歩」と称する嫌がらせが計画されていました。
 多くのカウンターの人たちが集まったようで「お散歩」はできなかったようです。
 なぜ、彼らは毎週毎週、ニヤニヤしながら人を差別するのでしょう。許すことはできません。

 東京では経産省前の反原発のテントを右翼が襲ったそうですが、この右翼は即日に釈放されたそうです。弱いもの虐めをする右翼は拘束されません。同じこと を左翼?がしたらどうでしょう。JR大阪駅前での街宣で捕まった人は何日も拘束されたのでした。
 この国は狂っている、ファシストに乗っ取られた国になってしまいました。

 ファシスト・安倍を倒せの運動も大きくなりつつあります。嘘つきの首相は要りません。

 10月13日 付けの朝日新聞の俳壇、歌壇より気になった歌句や歌を紹介します。

◆朝日俳壇
◇帰りには素直となりし花野かな(多摩市・吉野佳一:稲畑汀子選)
 作者は女性かと思いました。

◇秋なれや吾も金魚も肥(ふと)り気味(西尾市・青山興子:金子兜太選)
 秋の所為なのか、私も太り気味です。

◇頭上より爆笑の声柘榴かな(前橋市・荻原葉月:長谷川櫂選)
 真っ赤な丸顔で大きな口を開けている柘榴の姿は笑っているようです。

◇秋風に富士も衣をほしげなり(沼津市・林田諄:長谷川櫂選)
 富士の衣は人を寄せ付けない雪氷の衣だろう。

◇ひややかに只一言の温みかな(東京都・望月清彦:大串章選)
 難しい句です。選者は「その人を思えばこその『只一言』。ぜひ分かってほしい」と評されています。

◇生きがたく死に確き世の曼珠沙華(男鹿市・植村信義:大串章選)
 本当に生き難い世の中です。
 どうしてこんなに公人が平気で嘘をつくのでしょうか?

◆朝日歌壇
◇免許証なしで缶ビール買えた夜に悲しむかかとのかさかさ(大阪市・安良田梨湖:永田和宏選)
 「免許証なしで」とは、年齢確認に免許証を出さずに済んだということでしょうか?
 人相風体が既に大人に見えた頃には踵がカサカサだという皮肉でしょうか。

◇ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる(小平市・萩原慎一郎:永田和宏/馬場あき子選)
 若い人たちだけでなく、老人を最低賃金でこき使う企業の如何に多いことか。そんな労働者は一食300円の牛丼程度しか食えないのです。

◇秋らしくカラリと晴れた日曜日新しい靴で人混みぬける(名古屋市・中村桃子:馬場あき子選)
 私も新しい靴を履いて知らない街を歩いてみたい。

◇丸まった妻の寝相は秋模様大の字だった事は忘れて(大阪市・石田貴澄:佐佐木幸綱選)
 大の字の寝姿だったのは若い頃か、先の夏のことだったのか。

◇百年に三度も津波来し土地を盛土であやすベビーシッター(釜石市・大井川和弘:高野公彦選)
 三度も痛い目に遭っても盛土で被害を防げると思っている行政とは如何に愚かなのか。

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