14/10/17
おぞましい世の中である−マガジン9より
タイムリーな話
で はありませんが、日本国憲法第九条はノーベル平和賞の受賞を逸したそうです。
今年のノーベル平和賞の受賞者の一人はパキスタン出身の17歳の女性マララ・ユサフザイさんが受賞されました。
彼女の昨年7月の国連本部での演説を聴いて我が国の施政者の言葉の如何に軽いこと感じました。ぜひお聴きください。
マガジン9とは憲法9条を守ろうと
いう趣旨で発行されている無料で読めるWeb上のマガジンです。その最新号に鈴木耕さんの「おぞ
ましい事件、言葉・・・」という記事がありました。
6月には、辺野古へのアメリカ軍基地建設に反対する人たちが座り込むテントが襲撃されました。鈴木さんが訪れた時にはテントの中に「勝つ方法はあきらめ
ないこと」と書かれた横断幕が掲げられていたそうです。
辺野古での反対運動に対して国は海上保安庁を使って暴力的な弾圧を繰り返しています。
今月に入って経産省前の原発に反対するテントに右翼もどきの男ら4人が襲い器物を損壊したのです。
彼らはこのテントが老いた人や女性などにより運営されていることを百も承知だったのでしょう。弱いものを狙うのは彼らの常套手段です。私たちが行ってい
る上牧行動にも逮捕される前の右翼もどきの少年らが暴力的に運動を妨害に来ていました。
首謀者の桜田修成という男らは丸の内警察署に連行されましたが即日釈放されたそうです。在特会らと親しい山谷えり子が国家公安委員会の長ではさもありな
んというところでしょうか?
鈴木さんはこんなことを書いています。頭が腐れば尻尾までということでしょう。
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それにしても、こんな暴力が大手を振りまわす世の中は、やっぱりどこかおかしい。暴力を容認する人たちが、何のためらいもなくそれを口走ることができる
ようになったのは、やはり、安倍政権のやりたい放題がまかり通るようになってからではないか。
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さらにもうひとつのおぞましいこと。
在特会らと行動をともにする中曽千鶴子(通称「おつる」と呼ばれています)という女性は、デモや街宣で「朝鮮人を射殺し
ろーっ!」などと叫んでいるのです。カウンターに行くと彼女のヘイトスピーチを目の当たりにすることができます。そんな彼女が川西市の市会議員選挙(10
月19日投票)に立候補しているのです。
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「ヘイトスピーチ」などと英語にするから、なんとなく見過してしまう。しかしことは重大だ。これは憎悪であり、悪罵であり、罵詈であり、しかも犯罪なの
だ。人を殺せと、しかも特定のカテゴリーの人たちを名指しして殺せと叫ぶ。犯罪と言わずに何と言えばいいのか。
こういうことが、あまり違和感も持たれずに世の中に蔓延していく。
なんとしてでも、歯止めをかけなければならない。
------------------(鈴木さんの記述より引用)
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