14/10/19 年寄りに死ねと?!
情報が遅れますが、政府は特定機密保護法を12月10日施工されることが閣議決定されま
した。
この法律は何が「秘密」なのか曖昧なところが多くまさに世の中を戦前に戻すような法律です。
菅官房長官が言うように「隠蔽(いんぺい)目的の指定の禁止、チェック機関の設置など、適正さを確保するための仕組みを整備した。今後とも国民に丁寧に
説明して懸念を払拭(ふっしょく)したい」とは、程遠いものとなっています。「特定秘密保護法の運用基準を閣議決定 あいまいさ残し」(朝日新聞 14/10/14)
この法律はなんとしても廃案にしなければなりません。
75歳以上の年寄りが加入する後期高齢者医療制度の低所得者向けの特例措置が廃止され実質値上げされます。収入が80万円以下の人の保険料は370円の
ものが1120円と約3倍になるというのです。
これは「貧乏な年寄りは死ね」ということではないでしょうか?「後期高齢者 保険料865万人引き上げ 厚労省が特例廃止案」(東京新聞 14/10/15)
なぜ、消費税の増税を社会保障のとためにと増税したのでしょう。消費税を8%に増税した分の税収は4兆円と言われていま
す。この内、社会保障に使われるのはいくらなんでしょう。
反して、大企業には減税をしています。法人税を払っている企業は3割にしか満たないとは、貧乏人から収奪して金持ちに貢ぐこの国は収奪国家と言われま
す。この国はクレプトクラシー国家(泥棒国家)へまっしぐらです。
自殺者数が年々減っていると喜んでいる場合ではありません。自殺するほどの体力も気力もなく孤独な死に瀕している人々、死に至らなくても貧困の局地で生
きている人々、その淵に立っている人々などに篤き手を差しのべるのが、政治ではないでしょうか?
高い山に土を盛る仕事を貧乏人にさせてどうするのでしょうか。
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