09/06/18 憂鬱なこと
憂鬱な毎日です。
◆病気の不安
3月末に脳梗塞(脳卒中)を発症し、2週間の入院のあと現在は寛解状態で処方薬の服用を続けています。
長年の不摂生な生活、元来の高血圧、馴れぬ力仕事の無理が祟っての因果応報でしょう。
生活改善のためと、ほぼ毎朝1〜2時間裏山(天王山)に登っています。急斜面や岩場などでは、薬の副作用らしくふらつ
き、山登りを始めた子どもの頃のようにビビリながらのウォーキングです。
パソコンのキーボードを打つのにも一苦労です。「か」という文字なら「K」と「A」と意識し、右手の中指で「K」左手の小指で「A」と指に意識を持って
いきタイプインしています。時間が掛かる上に、ミスパンチが多くイライラしながらの作業です。
脳の血管が詰まって、脳細胞が多量に死んだのだから、子どもにかえって学習を繰り返し、新たに脳に覚えてもらうしかないのでしょう。山道を歩く時も傾斜
地や岩場での恐怖心に慣れるしかなく、キーボードの扱いも繰り返すことによって身体に覚えてもらうしかないと思って、少々の不自由さを我慢しています。
そうは思いつつも、目に見えて改善しているようには思えず憂鬱なことです。
また、脳梗塞は発症後5年以内に30〜50%が再発すると言われています。現に退院1ヶ月後MRIでも新たな脳梗塞が見つかっています。60余年、病気
らしい病気もせずにのほほんと生きてきた人間には時限装置を抱えているような気持ちです。
この不安はどんどん広がり、不細工で惨めに生きながらえ、不細工で惨めな死に様が頭から離れません。
◆仕事の不安
退院して職場に復帰しようとしていた矢先に、メインの荷主が撤退し病気上がりの私が割り込む余地はなく敢え無く失業してしまいました。
週に1度はローワークに行っては見ても、求人検索用のパソコンには長蛇の列、やっと2、3件の求人案件を窓口に持っていき求人先に連絡をいれてもらう
と、通勤時間が長いなどとやんわり断られる始末。高齢者は雇いたくないようです。
社会の敗者のような惨めな気分で帰らざるを得ません。
こんな不安が離れず憂鬱な毎日です。
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