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04/12/28 私 のこだわり

 人は色んなことにこだわりを 持って生きています。
 その「こだわり」が個性なのでしょう。

 さて、私も色々なことにこだわりを持って生きております。今回は、私のこだわりの一部を披露いたします。書き込みの合間の埋め草的な稿となりました。
 世の中のスローガンや掛け声は、個人も法人も自分に無いものや願望を謳うようです。私のこだわりもご他聞に漏れません。

◆食べるものに対するこだわり◆
 ○美味しいものを食べたい
  当たり前のことですが、不味いものよりは美味しいものを食べたいと思っております。齢を重ね”量より質”に傾いております。
 ○不味いものに出会った時
  取り敢えずは、食べ終えることにしています。店員に文句を言ったりはせずに、静かに店を出ます。もちろん勘定は払います。二度と行きません。
 ○食べ物は残さない
  残さず食べきる。食べきれない(残すかもしれない)ものには手を付けません。
 ○お弁当等の食べ方
  弁当箱を開けたときに、無意識におかずとご飯の量をチェックします。これだけのおかずで、これだけのご飯を食べきるためには、、と段取りをしてしまい ます。
  そして、その段取りどおりに食事を終えるのです。
  そんなことをしなくても、今はおかずがたくさん入っていておかずが残るくらいですが、貧しかった子供の頃の弁当は、少しのおかずにたくさんのご飯が定 番でした。そんな記憶から抜け出せないでおります。
 ○大皿盛が苦手
  数人での食事で、大皿に持った料理が出た場合、箸が出せない人です。
  もし、大皿盛の場合は、中華料理屋の給仕の人のように取り分けてくれるのが一番ですね。
  最近の子供たちは給食のように、家庭でも一人分ずつ分けてもらってご飯を食べるようですが、私も同様に一人前ずつの料理の方が良いですね。
 ○おかずのやり取りは嫌
  家族との会食などで、誰かが好きだからこの天ぷらをあげようとか、くださいとかが絶対に嫌なのです。いくら好きなものでも自分の物以外は欲しくはない し、嫌いなものでも誰かに上げることはありません。
 ○手土産は食べない
  他所に伺うときに持っていった手土産を自分では食べません。
  祖母の教えだったと思いますが、良くないことだと教わり未だにいただくことができません。

◆酒に対するこだわり◆
 ○美味しい酒を飲む
  食べ物と同様に、美味しいお酒を少しいただきたいと思っています。
  美味しいモルトウイスキーが良いですね。
  若い頃は、酒屋の立ち呑みコーナーで、一升瓶の酒をやかんで燗をしてもらって飲んでおりました。まさに質より量の時代でした。
 ○静かに飲む
  酒は、静かに飲みたいものです。
  ” 白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり” 牧水
  愚痴だったり、小言だったり、自慢話だったり、、、、年寄りの酒は特にこの傾向あり、自戒自戒。
 ○一緒に居たくない客
  大声で話す客、それもバカみたいな話を。。(特に猥談はいや)
  一人静かにさせてくれない客、話を仕掛けてくる客
  人の話題に入ってくる客
 ○豊かに飲む
  酒は美味しく、ゆったりと心豊かにいただきたいものです。
  はい、私のお酒はガツガツと、小汚くなっております。
 ○飲酒の戒め
  山頭火は晩年飲酒への戒めを下記のように記しています。
  ”酒は味ふべきものだ、うまい酒を飲むべきだ。
  一、焼酎(火酒類)を飲まないこと
  一、冷酒を呷らないこと
  一、適量として三合以上飲まないこと
  一、落ち着いてしづかに、温めた醇良酒を小さい酒盃で飲むこと
  一、微酔で止めて泥酔を避けること
  一、気持の良い酒であること、おのづから酔ふ酒であること
  一、後に残るような酒を飲まないこと”

◆蕎麦(屋)に対するこだわり◆
 ○美味しい蕎麦を食べたい
  これも当たり前のことです。
  世の中には立派な店構えで、こだわり抜いたというような風貌の親爺が平気な顔で不味い蕎麦を出してきます。
  店構えや風貌は、蕎麦が美味しくなってからにされてはいかがでしょうか?
 ○好きな蕎麦屋
  味の評価は、かなり主観的なものですし、自分の味覚が勝れているとはとても思っておりませんが、下記のお店はあくまでも「好きなお店」です。
  新橋「辻そば」、枚方「天笑」、天七「たかま」、亀岡「拓郎亭」、今庄「あみだ蕎麦」、芦屋「かぶらや」、石川県鶴来町「草庵」
  嫌いな蕎麦屋は??
 ○行きたくない蕎麦屋
  <見掛けから>なぜか店が汚い店と、古民家を改造したりして野趣を演出している店は取り敢えず敬遠です。
  <メニュー>メニューが多い店。天ぷら蕎麦の美味しいのを食べたことが無いので「天ぷら系」メニューのある店も敬遠ですね。
  <客相>会話のやかましい客がいる店。通ぶってしゃべる客がいる店。
  <立地>繁華街より山里が好き。

◆物に対するこだわり◆
 ○物は買わない
  物を買うときは「本当に必要か?」と三度自分に聞いてから買う。
  最近、物を欲しいと思うことが随分少なくなってきました。欲しいものがあっても、買って手元に置いて使い切ることができないことが分ってきて、買物を すること少なくなってきました。
  私にもバブリーな時期がありまして、欲しいものを手元が許せば買っていました。そして、そのものの機能の三分の一も使いきれずにおります。
 ○好きなものは大事に使う
  今、手元にあるものは、自分が本当に好きなものだけとなりました。
  壊れても破れても、大事に使っております。

◆他人に対するこだわり◆
 ○友達
  青春ドラマに出てきそうな、こだわり無く付き合えるような友達は作れませんでした。
  生来の無精な性格からか、あるお付き合いはその時とまりとなってしまいます。長くお付き合いいただくための努力が全くできません。
 ○好きなタイプの人
  気の強い人、自分の世界/言葉等をお持ちの「個」のある人、自分のサイズの分かっておられる人
 ○嫌いなタイプの人
  おしゃべりな人(言葉の数のことではなく、伝播力の強い人)、「我が、我が」と話の中心が何時も「我が」の人、自慢話の人、バカな人(バカについては 別の機会に)
 ○頼らない
  人には頼らずに生きようと心がけておりますが、いろんな方に頼ったり、もたれ掛かったりしてご迷惑を掛けております。
  「頼らない!」などと思っていますから、お世話になることが自分の負担になったりしています。
  「みんなに迷惑掛けながら生きるぞ」と開き直れば楽な部分もあるのでしょうが。
 ○来者不拒 去者不追
  いろんな方にお会いしてきましたが、今も細々と続くお付き合いは極々自然体のお付き合いのできる方だけとなりました。

◆本に対するこだわり◆
 ○借りない、貸さない
  ”本は買って読め、家は借りて住め”を金科玉条のように思っておりますので、欲しい本は何とかお金を貯めて買うようにしています。無理なら古本や文庫 になるのを待ってでも。
  結構、費用は嵩みますが自分への栄養と思っております。
  本は貸しません。読み終えれば必要な方に差し上げています。(少々押し付けで送りつける場合もあり)

 単なる年寄りの世迷い言となってしまいました。
 続編は、別の機会(書き込みネタの無い時)にといたします。

 趣味 のサイクリングの時、私はヘルメットを被るようにしています。
 転倒時の安全対策でもありますが、自動車の運転者に対して、私は交通法規を遵守して、安全に走行できるサイクリストですよとのアピールの意味がありま す。
 さて、先日の朝日新聞にママチャリに子供をのせる場合、子供にヘルメットを被せた方が良いとの動きがあると報道されていました。http://www.asahi.com/national/update/1222/028.html
 近所のお子さんは、毎朝お父さんの自転車にかわいいヘルメットを被って、保育園?に送ってもらっています。子供用ヘルメットは大人用と違ってかわいいも のがたくさんあります。

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