06/05/12
地方版を見る
朝
日新聞の関西のページを見ていたらこんな記事がありました。
◆盗撮おまわり(奈良)
奈良県の田原本警察の巡査部長(40歳代)が、怪我をした小学生を搬送するのに母親と一緒に救急車に乗り込み、母親のスカートの中をデジタルカメラで撮
影していたと報道されていました。
びっくり仰天の警察官ですね。
地方版には色々とおもしろい記事があるかと見ていきました。
「救急車内で巡査部長が盗撮 付き添いの母親のスカート」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆パンクおまわり(北海道)
千歳空港警備派出所の巡査長(47)は、自宅近くの路上に駐車している車の約10台のタイヤを千枚通しを突き刺してパンクさせていたそうです。
本人は「単身赴任で寂しくストレスがたまっていた」といっているようです。
奈良の警察官も40歳代、どちらも働き盛りですね。
警察官は組織の中でストレスが多いのでしょうか?
「タイヤに穴、警官を逮捕/千歳」(朝日新聞 2006年05月09日)
◆町長が私用電話(青森)
青森県大鰐町の二川原町長が、直前に告示を控えた町長選の支援を要請する電話を連休中に町長室から架けていたことで、町選管は口頭で厳重注意をしたそう
です。
休日にわざわざ町長室に出て電話していたのですね。
役所の電話の私的利用についての記述はありませんでしたが「窃盗」になるのではないでしょうか?
「大鰐町選管、町長の支援電話、厳重注意」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆凍上災(岩手)
凍上災は「とうじょうさい」と読むそうです。
見出しを見てなんだろうと思い読んでみました。
異常な寒さで道路のアスファルトにひび割れることだそうです。
岩手県では凍上災の個所が1500ヶ所もあるそうです。
「凍上災、半数は国負担事業で復旧」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆ずさんな作業のつけ(宮城県)
「水道休止届」が出されたビルの止水栓を閉める作業を宮古市の水道事業所の作業員が完全にしていなかったために、凍結破損した水道管からビル内に浸水し
た損害賠償400万円を市議会が認めたと報道されています。
10回まわして止水するタイプの装置だったのに、作業員が勘違いして完全に閉まっていなかったそうです。
くるくると硬くなるまで回して閉めるのではないのでしょうか。
単純な作業ミスで400万円!
「水道栓閉め忘れ400万円 宮古市」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆つくばみらい市(茨城県)
つくばみらい市の市長選挙の報道です。
変な名前の市ですね。
平成の大合併で?と思うような自治体名がたくさんできたのでしょうね。
「つくばみらい市長選 7日告示」(朝日新聞 2006年05月07日)
◆落し物(埼玉県)
埼玉県では現金の落し物が増えているそうです。
◇埼玉県内での高額拾得物
03年12月 行田市の粗大ごみ処理場から3400万円
04年2月 草加市のごみ集積場の古紙から2800万円
05年1月 蓮田市の用水路から1800万円
10月 戸田市のマンション郵便受けから40万円
10月 所沢市の産廃処理会社から3100万円
12月 鴻巣市の住宅の庭から2100万円
06年3月 さいたま市南区のごみ集積所から500万円
4月 さいたま市浦和区の住宅郵便受けから100万円
さいたま市桜区のリサイクル会社から2200万円
びっくりするような金額ですね。
「大金の落とし物、増加」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆甘いテロ対策(千葉)
成田空港で検問を突破する事件があったそうです。昨年11月にも同様の事件がおきて警察官が亡くなっています。
テロ対策だと「共謀罪」法案を通そうとする与党の動きを嘲笑うような事件ですね。
暴力を力で防ぐことには限度があるということではないでしょうか?
「相次ぐ検問突破 警備に課題 成田空港」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆移動パン屋(東京)
若い女性がワゴン車でパンを販売しているという記事です。
ワゴン車は駐車違反にならないのでしょうか?
オフィス街では歩道に机を置いて弁当を売っている人が警察官に追いかけられているのを見たことがあります。
駐車場を借りて販売しているのでしょうか?
「走る『一人パン屋さん』 武蔵野」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆ハンカチノキ(岐阜県)
下呂市の民家で「ハンカチノキ」の花が見頃との報道です。
「ハンカチノキ」ってどんなものでしょう。
こちらの
サイトに写真が掲載されています。ご覧ください。
「下呂市の民家でハンカチノキ見ごろ」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆地震発生から17分(静岡)
4月30日に発生した震度5の地震で、熱海市の同報無線による地震情報の伝達に17分もかかっていたとのことです。
何の役にも立たないシステムですね。
被害が無くてよかったですが。
「熱海市、広報17分後/震度5弱」(朝日新聞 2006年05月01日)
◆やっと禁煙(愛知県)
名古屋市立大学のキャンパスが全面禁煙となるそうです。
まだ、喫煙できたとは驚きです。
「キャンパスたばこ追放/名市大7月から」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆強盗に「おにぎり食べな」(三重県)
コンビニ強盗に、店番をしていた経営者の妻がとっさの機転で「おにぎりを食べな」とおにぎりを渡し、犯人がおにぎりを食べているたすきにナイフを取り上
げ警察に通報したそうです。
気丈で機転の利く奥さんですね。
「『おにぎり食べな『妻の機転 男を逮捕」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆やっぱり補助金?(兵庫県)
明石市と淡路島を結ぶ明淡高速船が5月末に休止との報道がありましたが、先日サイクリングで利用した時にはとても不採算には見えませんでした。
と思っていたら、明石市が4000万円の支出を決定したとの報道です。
対岸の淡路市からの支援策も示されているそうです。
結局、この会社は自治体から金を引っ張るために「休止」を届け出たのではと勘ぐってしまいます。
「明淡高速船存続へ4000万円補填」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆9条投票(和歌山県)
憲法記念日前後に全国で、憲法9条を改正の賛否を問うシール投票が行われたそうです。
「変える」「変えない」「わからない」のシールを貼ってもらう方法です。
「9条変える?変えない?/街頭アンケート」(朝日新聞 2006年05月08日)
記事にあった全国の集計結果を主催者のWeb
サイトで見てみました。
9条を変えることに
賛成 3270(12%)
反対 21652(77%)
わからない 3247(11%) 合計 28169
◆大きなお世話?(岡山県)
岡山県美咲町では町内の小中学校に地元産の乳製品を用意し、子供たちが始業前に自由に食べられるようにするそうです。
小中学生の20%前後が朝食抜きで登校しているとの調査結果があるそうです。
私には大きなお世話のように見えますが。
「朝食抜きに役場が『お世話』」(朝日新聞 2006年05月11日)
◆野趣豊かな居酒屋(広島県)
北広島町の居酒屋で出されて山菜の天ぷらを食べた客が嘔吐や痺れを訴えたとの記事です。
食用のオオバギボウシとよく似た毒草のバイケイソウを調理して出したようです。
店主が摘んできて客に提供していたのでしょうか?
中々、野趣のある居酒屋ですね。
「毒草天ぷらで5人が嘔吐など訴え 北広島」(朝日新聞 2006年05月10日)
◆木村建設破産の影響
耐震強度偽装問題に絡み破産手続き中の木村建設の従業員の再就職が進んでいないとの報道です。
罪深い会社ですね。
「木村建設元社員 再就職率39%」(朝日新聞 2006年05月10日)
地方版を見ていくと、全国版の報道の内容との違いが見られます。
憲法記念日、メーデーの時期だったのからかも知れませんが、地方版では憲法、憲法9条、メーデー、共謀罪などが結構取り上げられていました。
|