07/01/01
年あけて
素直に祝うことができないような年の初めです。
2006年は、後の世の人たちに「日本が戦前へと大きく進路を変えた年」として記憶されることでしょう。
日本は「戦争をしない国」から「戦争のできる国」となり、今では「戦争をする国」へとなってしまいました。
9月に発足した自公連立の安倍内閣の暴走は、市民運動の盛り上がりの中、数を頼んで教育基本法の改悪、防衛庁の省・昇格関連法案を成立させてしまいまし
た。
悪法の成立した2006年12月15日(12・15)を忘れないでおきましょう。
戦争の放棄、軍隊の放棄を謳った日本国憲法を改定することが党是である自民党を中心とした内閣が、戦争への道をひた走るのは当然なことです。
そんな政党に選挙のたびに議席を与えつづけてきた国民が愚かだったのでしょうか?
元来人間は戦いが好きで、この国の国民も戦争好きなのでしょうか?
この国の施政者たちや宗旨国であるアメリカの施政者たちが行ってきたメディアを駆使し愚かな国民を作るためのプロパガンダ(洗脳)の結果、戦争が起きれ
ば一番に命と財産を失うような国民が、憲法を変えて戦争をする国にするという政党に議席を与えてきたのです。
今年は統一地方選挙と参議院議員選挙の年です。
私たちにできることは、投票所に足を運び、たった1票を行使するだけです。
小さな1票ですが、大きな流れの始まりになる可能性を秘めています。
「嫌だ」と言わないことは、多数に迎合して苛めに加担する子どもと同じ、「戦争は嫌」「人殺しは嫌」と声を挙げて行くことにしましょう。
拙いサイトを訪れていただいた皆さんに幸多い年となりますように。 |
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