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07/09/21 団体交渉
 労働組合からの要求書について、会社は文書での回答を拒みました。
 口頭で回答すると、第一回目の団体交渉を行いました。

 早めに来た会社側の出席者(
総務担当の役員とな ぜか技術担当の役員)は、私に対して喧嘩を吹っかけてきました。
◇労働組合員と取締役の立場に矛盾を感じないのか?
◇経営者としての自覚が無い。
◇事業運営上の些細な事柄を、さも重大な要件のように指摘し、私の能力が無い、責任感が無いと。
◇最後は道徳心がない、常識がないなどと人格否定を始めました。

 よほど私の存在が鬱陶しいのでしょう。
 取締役の辞任を迫ってきました。


 地域合同労組の役員が来て、団体交渉が始まると掌を返したような態度に豹変しました。
 「(遠方への)事務所移転で、通えなくなれば辞めれば良い」と言っていた技術担当役員の前で、白々しくも「退職強要などしたことがない」との回答です。

 彼らの言い分は概ね以下のとおりでした。
◇組合員に対して、解雇或いは退職を強要するような発言はしたことが無い。
◇雇用は守る。
◇前任の代表取締役の放漫経営で、深刻な経営不振を来たしており、事務所経費を削減するために役員の経営する会社に移転を図る計画である。
◇賞与の支給は、公平に行っており組合員に不利益を与えていない。

 会社側も、現在の経営状況が従業員を解雇するほどに逼迫しているとは説明できないのでしょう。


 団体交渉の結果を受けて、2度目の要求書を提出しました。
◇経営状況が厳しいとのことであるが、経営状況を判断できる財務諸表などを開示すること。
◇経営不振を立て直すための具体的改善策を示すこと。
◇労働衛生上の問題の有無を確認するために、移転先の事務所の概要を示すこと。
◇事務所移転は、経費の負担減が主たる目的であるとのことであるなら、組合側の提案を検討すること。
 都心での1Kマンションなどに移転すれば、経費削減になり、通勤時間など労働条件の大幅な変更は生じないと提案。
◇組合員の雇用を確保するとのことであるが、遵守すること。
◇賞与の支給状況の分かる資料を開示すること。
◇両者の合意に達していない状況で、計画を強行しようとした場合は、あらゆる社会的、法的抗議行動を取ることがある。
◇ 回答は文書にて行うこと。

  次回は、どんな態度で出てくるのでしょうか?

◆自民党総裁選挙
 選挙権の無い殆どの国民に対して街頭で演説したり、それをテレビや新聞で報道したりしています。
 まるで、総理大臣は国民の直接選挙で選ばれるようです。
 政権党の宣伝を、不偏不党を謳う国営放送が垂れ流しています。
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