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07/10/11 最悪のシナリオに
 会社はなりふりかまわずに、実力行使に出てきました。

◇N営業所を一週間後に閉鎖、社員は解雇と通告してきました。
◇そして、N営業所の顧客を私から外してきました。

 私の所掌の営業所を潰し、顧客を奪い、仕事の範囲を狭め、
ドンドンと外堀を埋めてきます。
  私や営業所の所員が築いてきた顧客との信頼関係は、この一事によって瓦解してしまいました。

 私の本拠の営業所の移転の強行も避けられない状態になってきました。

 無知な人たちは会社の破綻という最悪のシナリオを選択してしまいました。
 もう、戻れません。

◆解雇
 部下に解雇が通知されるのを、見ているしかありませんでした。
 部下を守れない上司ってなんなのでしょう。

 彼は労働組合員ではありません。

  所属する地域 合同労組などに相談しても、「労組に入って闘うしか、救済の道は無い」といわれます。
 労組に入って一緒に闘えとは言えません。
 労働組合員でない社員は、会社の一方的な解雇通告に黙って従うしかないのでしょうか?

◆抵抗
  金も力も無い私たちの抵抗は、取引先に対して下記のような文書を送ることです。

○ 月○ 日
○○株式会社
    ○○ 様
△△ 労 働組合
執行委員長 ○○○○

 貴社、益々ご清栄のこと、心よりお慶び申し上げます。
 さて、突然の書状で失礼いたします。
 貴社とお取引のある○○○○の不当労働行為についてお知らせし、善処方お願いいたしたく書状を差し上げました。

 ○○○○は、営業所の移転問題について、組合からの要求事項には一切回答せず、また団体交渉において不誠実な態度に終始するばかりか、経費削減を理由に 一方的に事務所の移転を通告してきました。
 このような労働条件の一方的不利益変更に対して、当組合は労働委員会に不当労働行為の救済の申し立てをし、労働委員会の場で係争中であります。

 係争中にもかかわらず、○日をもってN営業所の廃止すること、並びにN営業所の社員を解雇する旨一方的に通告してきました。

 私たちはお客さまサービスの維持、あるいは向上のためには、N営業所の存在、並びに社員の常駐が必須であると考えております。

 ○○○○が貴社との友好な関係を維持し共に発展していくために、貴社コンプライアンスのご方針に照らし、係る不当労働行為を行わないようご指導いただき ますようお願いいたします。


◆ 暴走の原因は?
 会社は何を焦っているのでしょう。
 矢継ぎ早に、営業所を廃止(移転)し、社員の首を切ることの必然は何でしょう。
 社員を削減するにも、もっと穏やかな方法があるはずです。

 誰かに脅迫されているような会社の動きは滑稽ですが、身に降りかかる火の粉は払わねばなりません。
 私を辞めさせたいだけではないような気がしてきました。

◇仮説1
○本当に資金繰りに困っていて、1円でも削減したい状況。
 でも、それなら都心の狭小な部屋に移転する方が経費削減になるという私たちの提案を検討しないのか?

◇仮説2
○会社を売ろうとしている。買い手が○日までにリストラを敢行しろと要求。
 ありうる話です。
 この説だと、買い手はよほどの馬鹿ですね。
 会社の価値は、毎日下がりつづけています。

◆神経戦
 私が本拠としている営業所に、文具店と称する輩から「近日中に営業所を移転されるのですね。」と営業の電話がありました。
 営業所の移転は社内の問題であり、外部に告知していません。
 誰が、この文具店に情報を与えたのでしょうか?
 小賢しい神経戦です。

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