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07/10/16 新たな展開
 会社は、下記のような通知書を送ってきました。

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◇前代表取締役の放漫経営により会社の財務状況が逼迫している。
◇月次決算ベースで月々1000万円のの赤字である。
◇このような状況なので、10月末でO営業所閉鎖、社員は整理解雇する。
◇労働委員会から求められている書類も出さない。
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◆追いつめられて、やけくそ?
 何という投げやりな態度でしょうか?
 遂に姿を現しました。私たちを辞めさせたいという彼らの本音です。
 世の中の常識と言うものが通用しない人たちです。
 彼らが、一切の回答もせず、「どのような法的対抗手段でも取ってくれ。1年でも2年でも闘う」と尊大な態度をとったのは10月4日でした。

 財務状況が、急激に悪くなったとは思いません。
 私たちは、8月から「事務所を移転する。通えなければ辞めればよい」と言いつづけられてきました。
 労働委員会で係争中の事案に対し、強硬な態度をとるのはなぜでしょう。
 相変わらず分かり難い人たちです。

 条理を尽くした要求や提案、事業の継続は可能とする事業計画の提示、労働委員会への救済申立、労働委員会からの呼び出し、、、
 公式な発言では、事務所の移転は経費削減のため、社員の雇用は確保すると言ってきましたが、論理的に反論できなくなって、やけくそで「えーい、潰してし まえ」となったのでしょう。
 自ずから現れるものです。

◆破綻?
 会社は、私たちを追い出すために、財務状況の厳しさを言いふらしています。
 現経営陣のトップ3の出資と貸付は、あわせて1億円になるでしょう。
 会社が破綻して、一番困るのは彼らのはずです。

 彼らの論理は、会社が破綻すると投入した資金が回収されない、だから労働者の首を切っても生き延びよううと思っているようです。
 浅はかな考えではないでしょうか?
 営業主体の会社で、営業所を閉鎖し営業社員を解雇することは自殺行為ではないでしょうか?

 彼らの思いとは別に、このままでは会社の破綻は目に見えています。

◆抗議行動
 一方的な営業所の廃止と解雇通告に対し、会社の不当労働行為の実体を示し不当労働行為を止めるよう指導して欲しいとの文書を、
金融機関、大口顧客、幹部の関係先などに送りました。
 このような手段が、どの程度の効果があるのか分かりませんが、座して待つよりは良いでしょう。

 営業所の閉鎖、社員の解雇を通知してきた通知書を、労働委員会に証拠として提出しました。
 この通知書には、労働委員会の調査に協力しないと書かれてあります。

◆N営業所
 今日(17日)は、N営業所の閉鎖日です。
 解雇通知をされた社員と、地域合同労組に相談に行きました。
 ゆっくりと話を聞いてくれるよい労組でした。いくつかの選択肢を上げて、本人の意志で行動するように言ってくれました。
 本人は、「『解雇』されるなんて、悔しい」「でも、会社の幹部とは係わりたくない」「解雇手当の上増しも汚くていや」と、現状を受け入れる判断をしまし た。

 そばで見ていて辛い日々でした。
 大きな組織から理不尽なことをされたからといって、誰もが闘えるわけではありません。
 殆どの人が、彼のように泣き寝入りしているのではないでしょうか?
 泣き寝入りするしかない人たちを、一人でも少なくしなければなりません。

 会社は、大口顧客一社に対しては、営業所を閉めると言ったようですが、他の顧客、取引先に対しては、未だに何も説明していません。
 最悪の人たちです。
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