07/11/21
大新聞は書かない
頭がすっきりとせ
ずに、まと
まった文章が書けません。
とりとめのない、書き込みとなります。
◆ここでも従米[改正入管難民法]
入管難民法が改正?されて、20日より入国審査時に、指紋の読み取りと顔写真が撮影がされ、データベースのテロリスト情報と照合され、入国を拒否される
ことになります。
テロリストの入国を水際で食い止めるためだそうです。
ここでも[テロ対策]です。テロ対策なら何でもありなのでしょうか?
このような制度は、宗旨国アメリカの「愛国法」についで2番目だそうです。
◆社説は?[改正入管難民法]
当日(20日)の新聞では、鳩山法相のにやけた顔とともに記事として取り上げていました。
一部、下記のような問題点を指摘するものがありました。
◇日本弁護士連合会などは「プライバシーの侵害だ」などと批判している。
◇NGOなどが、「指紋採取の強制
は世界で最悪の国境管理だ」とする声明を法務省と鳩山法相にあてて送付した。
◇アムネスティ・インターナショナル日本などが、「『外国人の問題』と見過ごされがちだが、日本が導入すれば他国
も追随し、日本人も指紋を採られるようになりかねない」と制度の見直しを求めた。
さて、問題の多い新制度について各紙の社説はどのように取り上げているで
しょうか。
新聞コラム社説リンクで検索してみると、読売新聞、北海道新聞、新潟日報、愛媛新聞の4紙だけでした。
◇読売新聞:改正入管法 指紋・顔写真を治安改善に生かせ
本文を読むまでもなくタイトルを見れば十分な社説でした。
ヨイショ、ヨイショの提灯記事でした。
読売の態度としては当然でしょうが。
◇北海道新聞:新入国審査 人権への思慮に欠ける
必要性は分かるとしながら、下記のように問題点を指摘しています。
・犯罪の被疑者のように指紋を採取するのは、プライバシーなど
の人権上、疑問が残る。
・当局の恣意(しい)的、政治的な判断があってはならない。
また、運用上の問題点も指摘しています。
・指紋や顔写真資料の保存期間の定めが法律にないこと。
・法相が持つ強制退去権の使い方。政府の予測だ
けで強制退去させられることはないか。
・ブラックリストの正確性を保つこと。
◇新潟日報:改正入管難民法 恣意的な運用を懸念する
外国人差別や人権侵害になる懸念と、目的外使用の懸念を指摘しています。
日本にはテロリストの指紋情報が殆どないそうで、テロ対策の実効性についても疑問が述べられています。
「間違っても改正法の施行を『監視社会』の強化につなげてはならない。」と結ばれています。
報道されているカメラ付き指紋読取機は、全国27空港、126港に設置されているそうです。また、この装置の開発費が36億円だそうです。
◇愛媛新聞:改正入管法施行 新たな外国人差別にならないか
アメリカでは、間違った情報が蓄積されて入国拒否される人が相次いでいること、情報漏洩によるプライバシー侵害の棄権も指摘されているそうです。
この法の真の目的は、「外国人を管理し、犯罪捜査に活用するシステム」を作ることではないかと指摘しています。
社説をざっくりと眺めてみると、地方紙の健全さと言うようりも、全国紙の体たらくが目立ちます。
読売新聞不買運動など起こらないのでしょうか?
因みに、この悪法に賛成したのは自公は勿論のこと、国民新党、新党日本も賛成しています。
◆Earth−set(地球の入り)
月から見た「地球の入り」と「地球の出」の映像がJaxa(宇
宙航空研究開発機構)のWebサイトにありました。
http://www.jaxa.jp/press/2007/11/20071113_kaguya_j.html
視点が固定しているのではなく、カメラを積んだ月周回衛星「かぐや」が移動することにより「出」や「入り」の状態になるので、私たちのイメージする
「出」「入り」とは少し印象が違います。
しかし、荒涼とした月の表面を前景にして水色の地球の映像はきれいです。
「地球の入り」の方が地球が大きく写っていて一層奇麗でした。
◆知事も相乗り、市長も相乗り
大阪市長選挙は、自公の推す現職、民・国・社の推す新人と共の元市議他の戦いでしたが、民・国・社の推す新人が当選しました。当選者は「私は素人」と繰
り返していますが、職員の削減には数値目標を明らかにせず、新規採用の凍結も解禁と労働組合と癒着しなければ良いのですが。。
知事選挙と同日投票の高知市長選挙が告示されました。
自民、公明、民主、社民が相乗り推薦し、共産党は党員を無所属で立て単独推薦という知事選と同じ構図となっています。
何とも、情けない野党第1党です。
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