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07/11/22 讃岐うどんラン
  気分のすっきりしない毎日を過ごしています。気分のすぐれない時には「食べる」ことにしました。
 思い立って、サイクリング仲間に声をかけ、讃岐・高松までうどんを食べに行ってきました。

 いつもなら、事前にA店でヒヤアツを食べて、B店では醤油の1玉を・・・と、結構な段取りをし、100Km走って10杯のうどんを食べることが目標?に 出かけるのですが、そんな気力もなくチンタラのうどんランとなりました。

◆フェリー
 安い移動も楽しみの一つです。
 青春18切符の期間は岡山経由で電車の旅、それ以外は三宮からジャンボフェリーでの移動です。
 料金は往復で自転車を含めて3790円です。
 土曜日の0時30分発に乗船、未だ暗い高松に4時過ぎに到着します。

中西うどん
 早朝5時30分開店の中西うどんに向かいます。少々道に迷いながら5時10分くらいに到着しますが、店は真っ暗です。
 表に[臨時休業]の貼り紙。残念。

丸山製麺所
 夜半にコンビニのおにぎりと、缶ビールの食事だったので、お腹がすいてきました。
 坂出の彦江製麺所に向かおうと思いますが、すきっ腹では走れません。
 6時から開いている丸山製麺所に向かうことにします。
 県庁近くの亀阜小学校の西の路地にありました。

 開店直後にもかかわらず、10人ほどが店内に並んでいます。
 大がまに、網に入った麺が茹でられています。
 茹であがった麺は、冷水で洗ったあと、人の良さそうなおかみさんが一玉ずつ分けていきます。
 「何玉」と聞かれて「1」とか「2」とか言うと、どんぶりに麺を入れてくれます。温かくしたい人は麺をてぼに入れて温めます。
 温かいつゆをはって、刻みねぎを入れて、てんぷらを乗せて出来上がり。
 うまい、お腹が減っていたからだけでなくうまいうどんでした。

◇かけ2玉+平天(エビ)

さか枝
 今日のうどん店めぐりの方針を高松市内周りと決めました。
 では、手近な県庁裏のさか枝にはしごすることにします。
 1Km足らずのサイクリングです。

 大きなお店ですが、すでに3割方の席が埋まっています。
 2玉を食べた後なので、かけの小を注文します。
 つゆは大きなタンクに入っていてコックを捻って丼に注ぎます。
 薬味(ネギ、生姜、天かす等)は自由(でも、ネギはスプーン2杯までとか書いてありますが)に、トッピングすることができます。
 街中の普通のうどん屋がこんなに美味しいのです。3玉目もつゆまで完食です。

◇かけ小

池上製麺所
 新築移転したとは知っていたのですが、旧店舗は香東川の左岸にあったとの記憶から離れられず、結構な時間をロスしてしまいましたが、お店到着は8時30 分、開店は10時。。
 1時間30分待つことにします。

 サイクリング仲間に携帯のメールをしていたら、なぜか10Km走行でうどん1杯を食べるルール?が出来ていました。

 店の外に作られた屋根付きの客席で、居眠りしながら開店を待ちます。
 9時を過ぎると、後続の客がどんどんと集まってきます。
 開店10分前には、20人ほどが列を作って待っています。

 注文の方法は、お兄さんが「麺の数と、熱いのか冷たいのか言ってください。冷たいのを1玉なら、ヒヤイチと」と教えてくれます。
 アツ・2玉とネギを掛けられた丼を受け取り、てんぷらを乗せ、勘定をしてくれるお姉さんの前で生卵を入れてもらい、頭を押すと出てくるシャンプーの容器 のようなもの入った出汁を入れて清算します。
 屋外の客席に座りいただきます。熱い麺に卵を絡ませて半熟にします。
 コシも強くうまい。アナゴ天も侮れない一品です。
 今日は瑠美子おばあちゃんの顔は見えませんでした。

◇熱釜あげ2玉+卵+アナゴ天

あたりや
 琴平の宮武ファミリーの一店だそうです。
 いつは店に入って右手のカウンターで注文をして、うどんを受け取って席に掛けるのですが、今日は
店内の様子が少し違いま す。
 店員が「できたら声を掛けますから、席で待っていたください」とのこと。
 システムが変わったのかと席に座り待ちますが、10数人の客の前にはうどんがありません。
 やっと飲み込めました。開店時刻を意識せずにきたのですが、開店直後で麺が茹であがっていなかったようです。
 テーブルの上の生姜を下ろしながら、茹であがりを待ちます。

 池上の2玉とアナゴ天が効いています。今回はあっさりと冷たい1玉にしょうゆを掛けていただきます。
 この店の麺は、しっかりとエッジがたったキリリとしています。ツルツルと喉越しもよく、さぬきうどんは噛まずに飲み込むというのもうなずける話です。
 同行のH氏はずいぶんとお気に入りの様子です。

 うまかった。

◇冷しょうゆ1玉

大円
 10Kmで1杯のノルマ?を果たすために、ぶっかけで有名な大円に行くことにします。
 3人とも、ほぼアップアップの状態です。

 ビルの1階にある見かけはどこにでもあるうどん屋の風情です。
 店内も
、カウンター席の奥が厨房、他にテーブルが4卓ほどの見かけと同様に、普通のうど ん屋です。

 ところがメニューは、スペシャル/スタミナ/天ぷら山かけ/天ぷらおろし/天ぷら/なっとう/山かけ卵/山かけ/たまごけ/ざぶとん/おろし/普通の ぶっかけとぶっかけがメインのお店です。
 H氏は看板メニューのスタミナぶっかけに挑戦です。
 私は、あっさりとおろしぶっかけです。

 あたりやの後に訪れる店には少し同情します。あたりやの麺の印象が強く残っていて、少々の麺では物足りません。
 でも、美味しいのです。

◇冷おろしぶっかけ

◆栗林公園
 アップアップのお腹に、ぶっかけを詰め込んで動くのもしんどいことです。
 時刻も12時前、近くの喫茶店で少し休むことにします。

 すぐには食べる気力も起こらず、栗林公園を見学することにしました。
 立派な松と、紫雲山を借景した庭園が見事です。
 松林が多く、紅葉を楽しむには今一つでしょうか。観光客もそんなに多くなく、小1時間散策を楽しみました。

◆しんせい福岡店
 フェリー乗り場に向かう途中、信号待ちの折りに同行のMさんに「締めにもう一杯行きますか?」と聞くと、嬉しそうな顔をして「ええ」とのこと。
 フェリーの船内にもうどんは売っていますが、やはり街中のうどん屋で締めの一杯となりました。

 お店は瀬戸大橋通のサティの近く(というよりフェリー乗り場まで1Km足らずの場所にあります。
 店の前に駐車場があり、店内も広いお店です。
 赤ちゃん連れなど、極々庶民的なお店です。

 缶ビールで無事な走行に乾杯です。
 冷たいうどんに醤油をかけて、
 6店:6杯:8玉:走行距離70Kmでした。

◇冷しょうゆ小

◆今回初めての店
 丸山製麺所、大円は今回初めて訪れたお店でした。
 讃岐で食べるうどんは、外れがほとんどありません。
 お店、お店により麺や出汁にそれぞれの特徴があり、それぞれ捨てがたいものです。

◆さぬきうどんサイクリング
 サイク リング日記を眺めていたら、下記のように足を運んでいました。アホですね。

◇05/5/28:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling05_0528.html

◇05/6/18:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling05_0618.html
◇05/7/23:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling05_0723.html
◇05/9/3:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling05_0903.html
◇05/9/10:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling05_0910.html
◇06/3/25:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling06_0325.html
◇06/6/18:http://yoshim.web.fc2.com/cycling/cycling06_0618.html

※店名のリンクは四国新聞社の「讃岐うどん遍路」のお店情報にリンクしています。
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