08/08/06 ヒロシマ原爆忌
今日は63回目の広島の原爆記
念日でした。
原爆が落とされたその日の広島を体感したくて青春18切符を使って日帰りで広島に行っ
てきました。
乗車時間は往復で凡そ14時間、広島滞在は3時間弱、少し疲れました。
始発電車に乗車して西に向っていきます。ウィークディでしたが夏休みの学生と私のようなリタイア組のような人たちを多く見かけました。
途中から乗車してきた20人ほどの学生らしく男女は、大きなテニスのラケットバッグを提げ
て通路にかたまる、大声で話すと散々な人たちでした。
高校生より大学生のほうが、公共マナーが出来ていないように思います。
乗り継ぎのタイミングもよくて、12時前に広島駅に到着しました。
駅前には記念式典の案内のテーブルがあり、案内図と行事の予定表などを渡しています。
駅前から路面電車に乗り原爆ドームに向います。
ドームの回りにもボランティアのガイドのグループや、夫々に平和を訴える人たちが車座になっています。
後で回った公園内でも、夫々の慰霊碑の前で法要や、コーラスの人たち、静かに瞑想するグループなど色々な形で平和を訴えています。
寄付や署名行動でなければ何でもありのようです。
高校生のグループは外国人にアンケートを取っていました。
慰霊碑前では、午前中の式典の片づけがされています。数十人並んだ慰霊の列に加わりま
す。母親に連れられ数珠を手にした小学1年生くらいの少年が私の前でお参りしています。
この少年が失ったのはおじいちゃんでしょうか、おばあちゃんでしょうか。祈りの真剣さが後姿からも伺えました。
「客」として平和公園を訪れている人に外国人(特に白人)がとても多いのです。
活動家風の人たちではなく、被爆地ヒロシマを見るために来てるようです。アジア系では韓国の人たちを見ました。
駅前でもらった案内に、「一本の鉛筆」のミニコンサートが14時30分からあるとのこと。新しくCDを出されたソプラノ
歌手・丹藤まさみさんもこられているようです。
今日の夜に
は原爆ドームの対岸から灯篭流しがされるそうで、いくつも放送局が中継車をだして準備をしています。
慰霊の日を稼ぎにしなければならない人たちも気の毒なことです。
平和資料記念館の展示を見てぶらりと帰途につきました。
電車道の通りを歩いていくと、そごうに「謹んで御霊のご冥福をお祈り申しあげます」と
書かれた懸垂幕が架けられています。
さすがは地元企業です。
途中から路面電車に乗って広島駅に戻ります。駅ビル2階にある広島焼のお店で遅い昼食です。何店かが並んであるのですが、私のお勧めは「麗ちゃん」で
す。
注文方法にちょっと戸惑いますが、ベース(豚玉)にうどんorそばを入れるか、海老やイカを入れるかを選択肢メニューに書かれた番号で注文するのです。
因みに私の今日の食事は豚玉にそばとイカを入れてもらいました。(18番でした)
お好み焼きの焼けるのを待つ間に飲むビールは、日差しの中を歩いた身体には最高のご褒美でした。
15時前の電車を乗りついて21時30分頃に帰宅しました。
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