08/12/02
異常、違法?な家宅捜索
舞鶴の女子高校生殺害事件で逮捕する根拠もない男性の自宅が今日(2日)も家宅捜査されています。
捜索は5日目です。昨日までに既に30時間を越える捜索が行われています。まだ何を探そう、何を発見しようとしているのでしょうか?
不鮮明な監視カメラの映像や風評を根拠に、予断をもって人を罪に陥れようとしているように見えます。
※監視カメラの画像が提供されてから、5ヶ月で画像解析処理の技術が向上したとは思えません。
5日間にも亘るこのような警察の捜査は異常だと思います。そして違法ではないのでしょうか?
◆男性は、女子高校生殺害容疑で逮捕されていません。
◆微罪で逮捕、拘留、身柄を拘束して家宅捜査は異常ではないのでしょうか。
このような警察の捜査手法を批判する報道は見られません。
マスコミの人たちは、自分が微罪で身柄を拘束され、その間に自宅を家宅捜
査と称してかき回されることを想像できないのでしょうか?
◆代用監獄
男性は11月15日に窃盗罪で逮捕され、容疑否認のまま11月26日に起訴されています。
起訴後も身柄を警察署内に留めおかれていました。12月1日に拘置所に身柄を移されました。
やっと、24時間警察の管理下におかれる代用監獄から解放されました。
ところが、拘置所への移送も警察が批判を避けるものとの報道がありました。
警察(行政)と司法が結託しているとしか思えません。
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男は窃盗容疑で逮捕された先月15日以降、舞鶴署に勾留されてきたが、警察施設内での身柄拘束がさらに続けば、殺人などの罪で男を起訴した場合でも、弁
護側などから「自白を強要された」などと批判される可能性がある。今回の移送の背景には、あらかじめ捜査側がそうした批判を避ける狙いもあるとみられる。
------------------------(朝
日新聞 08/12/01 )
インターネットには、毎週、毎日俳句を紹介するサイトがいくつかあります。
一つの句に解説が付いていて良い勉強になります。
私がよく見るサイトです。
◇「増殖する
俳句歳時記」毎日更新
◇「俳句e船団」毎日更新
◇「現代俳句データベース」
毎週更新
先日の「増殖する俳句歳時記」(増俳)で紹介されたいた句です。
◇欲しきもの買ひて淋しき十二月<野見山ひふみ>
句よりも松下育男さんの解説を面白く読みました。
解説者は「新聞に折り込まれたチラシに興味がなくなったら、欝(うつ)の前兆だと、かつて聞いたことがあります。」と。
ここ数年、買い物にまったく興味がありません。確かに買い物に興味がないのは欝かも知れません。
ただし、女性には当てはまらないのではと思います。男の自棄酒に対して女性には自棄喰い、自棄買いありますから。
欲すべきものを手に入れてなお寂しいとは少し贅沢な句です。
野見山ひふみさんには下記の句もあります。
◇假の世も長くなりけり牡丹散る<野見山ひふみ>
この世は仮の世、生きるということ死なないでいることは難しいことです。それも長く生き続けていくことは難しいことです。
この世は、死ぬまでの暇つぶしとはいえ一筋縄ではいかないものです。
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