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09/07/14 交々のこと

 まとまらない頭で は、交々のことを羅列しておくことにします。

◆終焉・自民党
 東京都議選は予想されたとおり自民党の惨敗で終わりました。これは一時的なことではなく、自民党の終焉、新しい保守への看板の掛け替えの始まりのように 思われます。
 自民党は選挙時期(解散時期)や選挙のカオ(総裁)をどうするかなど、低レベルの思考を繰り返しています。
 ポケットに手を突っ込み肩を振って歩き、薄い唇を斜めに開いた口からでるのは下種な言葉と中学生以下の読解力、それなりに自信に満ちていましたが、今は な んとも哀れな姿に見えます。

◆大連立
 衆議院は21日解散、8月30日に総選挙の投開票と今のところ進んでいるようです。自民党の凋落傾向には歯止めが利かず民主党の優位は揺るがない情勢で す。
 総選挙の結果によっては、自民党の一部のグループとの大連立はないのでしょうか?
 民主党の幹部の多くは自民党の出身者です。

 羽田孜(元自民・旧田中派)/渡部恒三(
元自民・旧田中派)/藤井裕久(元自民)/鳩山 由紀夫自民・旧田中派)/小沢一郎自 民・旧田中派)/石井一(元自民党)/北澤俊美(元自民党)/岡田克也(元自民党)

 大連立はありえない話ではありません。

◆最高裁判所裁判官国民審査
 総選挙と合わせて行われる最高裁の裁判官の国民審査でどうしても「×」を付けなければならない裁判官もいます。
 しっかりと審査したいものです。


地方自治と地方分権
 タレント知事らが叫ぶ「地方分権」とは何でしょう?地方自治とはどう違うのでしょうか?
 タレントが知事にはなってみても思っていたより権限が小さく自分の権限を大きくしようと画策しているのでしょうか?

 自民党議員の一部に道州制を叫ぶ人たちがいます。道州制とどう違うのでしょう。
 自治体の合併のように新たな地域格差が生まれなければよいのですが。。


◆医療保険制度
 元衆議院議員・田 中美智子さんのブログ「自然と猫と私」 を以前に紹介しましたが、その7月9日の記事「私だって、 もうすぐさ」に遠戚の女性が亡くなられたことが書かれていました。
 その方は、長く外国で暮らしていたこともあって近所付き合いもなく、一人で牛乳とカップ麺だけで何年間か生きた末の死だったようです。

 「この国に生まれたんだから、日本人だったのだから、しょうがないのか、福祉のほとんどない国だから、自分が申告しなければ、こんな最後になるんだな あ、と、なんとなくもの悲しい。みんな死んで行く。『最後良ければ、すべて良し』ではなかっただけに、どんな気持ちで死んで行ったのだろうか、胸突かれる 思いだ。」(引用)

 この記事のコメントにマイケル・ムーア監督の「シッ コ」の医療費が払えなくなった老人をタクシーに乗せてボランティア・センターの近くに捨てる場面を引いてアメリカの現実は近い将来の日本の姿だと 言われていました。

 日本は国民皆保険の建前ですが、テレビのCMは国の医療保険制度への国民の不安を煽っています。
 ターゲットとする人たちの年齢層に合わせて、アイドル、熟年俳優etc.が低保険料で高保障をうたっています。

 私の場合、40年近くのサラリーマン生活では高額な保険料を払い一割負担だったのに無病息災、今では三割負担になり病気がちです。皮肉なことです。

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