09/08/04 一票の理由
今は基本的に自転車通勤をしていますので、ラッシュ時の電車に乗ることは余りありませんが、電車の中には宗教団体系出版社の月刊誌の吊り広告、大手銀行グ
ループとうたったサラ金の広告、それに加えて最近多くなっているのが多重債務を解決すると呼びかける弁護士、司法書士法人の広告、まさにマッチポンプで
す。
とても子どもを乗せられる環境ではありません。
輪をかけてというか、男性が読むスポーツ新聞は酷いものです。
全裸に近い女性の写真、露骨な性的表現、、、風俗店のチラシと見紛うばかりです。その新聞、親や妻、姉妹、子どもに見せられますか?
作るのは表現の自由、読む人の嗜好の問題?なので無くせとは思いませんが、その種の新聞は密やかに秘めやかにお楽しみください。
マガジン9条に、今
度の選挙で候補者や政党を何を基準に選ぶのかと読者の意見を募集しているコーナー(私の一票の理
由)があります。
そのコーナーの7月29日更新分(vol.14)に3人の意見が載っていました。要約を順不同で紹介します。要約に自信がありませんので必ずオ
リジナル
をご覧ください。
◆
民主党大丈夫ですか?自民党しっかりしろ!(ナイ
ンマンさん)
民主党の現実路
線は、選挙後に社民党と対立が起きて自民党との大連立があるかもしれない。国民にとっては裏切りである。
政権交代には賛
成だが、社民党や共産党をもっと応援しなくてはならないのか。
足の引っ張り合
いの自民党、本気で保守党を応援している人たちに恥ずかしくないのか。
民主党は大連立を否定していますが、選挙結果によっては大連立を含む離合集散が起こることでしょう。
大連立など国民に対する裏切りですが裏切りだと怒ってばかりもいられません。来年(10年)5月18日には憲法改正のための国民投票法が施行され、改憲
を党是とする自民党と改憲論者の民主党鳩山代表が組めば改憲をいつでも可能になります。
そん事態に阻止するためにも少数政党を躍進させておく必
要があります。
◆二大政党に埋没しないで(こにたんさん)
政権選択選挙と
言われ自民党か民主党かを問う選挙のように報道されている。自民党でも民主党でもない国民はどうすればよいのか。小選挙区制は国民の意思
を正しく表せない。衆議院は完全比例代表制に、良識の府である参議院に小選挙区制を用いればいいのでは。
小選挙区は選択
肢がないので民主党、比例代表は自民、民主以外では最も存在感のある共産党にいれる。
マスコミの報道は、今度の選挙が自民と民主、保守と改革の二大政党の政権争いであるかのようなキャンペーンをはっています。小選挙区制を導入し二大政党
間で政権を盥回しして国民の目をくらまそうとする支配層の意思どおりの事は進んでいます。
衆議院は完全比例代表制の案には賛成です。少数者の意見を反映する政治になってほしいものです。
◆どうせなら、大転換させたい、この国を。(アムロさん)
私は共産党に入
れます。
その理由の一つ
目は、憲法に対する態度、二つ目は雇用・医療・教育・福祉の現状を見据えた改革案、三つ目は将来のビジョン、社会主義から共産主義、すな
わち「能力に応じて働き、働きに応じて受け取る」から「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」社会、人類の究極の願いが目標だと信じている。
はっきり、ずばりの意見です。
将来のビジョンをはっきり指し示しているのは共産党ですね。
「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」そんな世の中を是非実現したいものですね。
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