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09/12/27 腐ったマスコミ

 マスコミは一方的 にセンセーショナルに取り上げるが、その後はその情報がウソであっても訂正もしない。いわゆる言いぱっなしで済ませることが常識のようです。

 このような常識は私たち庶民には通用しないものです。
 昨日書いた藤崎一郎駐米大使のウソ発言も「米国の日本政府に対する不信感は頂点に達している」「きわめて異例」などと日米同盟の危機のように報道しなが ら、アメリカ国務省のクローリー次官補が記者会見で藤崎発言を否定し「藤崎大使のほうから訪れた」と明らか にしても、その記者会見そのものも報道せず、また真偽を藤崎大使に確かめたような報道もされていません。
 Webで見る限りは、毎日新聞、しんぶん赤旗、日刊ゲンダイの三紙だけがクローリー発言を報道しています。

 自分たちは誤報していないから、藤崎大使の発言をそのまま報道しただけだという論理なのでしょうか?

 未だに事件の容疑者として逮捕された人を逮捕即ち有罪と決め付けたような報道が絶えません。それがでっち上げでも冤罪でも警察発表を報道しているだけと 言うのでしょうか?
 裁判員制度が導入されても、市民に予断を与えるような報道が続いています。
 多くの冤罪事件で垂れ流された逮捕時の報道を謝罪したことはあるのでしょうか?

 社会の木鐸などと高望みはしませんが、最低限、自らの報道には責任を持ってほしいものです。

 藤崎一郎大使の発言は、それこを「国益を損なう」ものです。
 マスコミの調査報道を求めます。また来月の国会ではその真偽を国民の前で明らかにしてほしいと思います。

 テレビや新聞が報道することを鵜呑みにしていると、いつの間にか取り返しのつかない「いつか来た道」を再び歩くようなことになるような気がします。
 彼らには国民を戦争へと駆り立てた前科があるのですから注意しなくてはなりません。
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