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10/03/27 備忘録

 少しは楽になりそ うな展開をしていた労働環境は週に1日の休みが不安定に確保されつつあるくらいで劇的な変化はありません。従って毎日6、7時間の私には「重」労働となっ ています。
 肉体の疲労は精神のバランスも崩しているようで飲酒癖が高じています。どうしてこうも馬鹿なことを繰り返すのでしょうか?
 さて、アルコール呆けした頭が忘れぬうちに気のついたことなどを書きおきます。

◆中国製毒入り餃子事件
 処遇に不満を持った元臨時従業員が容疑者として拘束されたと報じられています。
 中国でも日本並みに非正規雇用の労働者が使い捨てにされていることを知りました。また、一人の労働者に毒の混入ができたということは恐ろしいことだと思 います。中国での生産が「安い」だけで行われていること、日本にはそんな製品が蔓延していることを考えてみたい。

◆足利冤罪事件
 菅家さんの無罪が法的に確定したそうです。警察・検察、裁判所そしてマスコミが作り上げた冤罪、その構造が明らかになるのを期待したい。今も冤罪事件は 続いています。

◆医者の書いた本
 諏訪中央病院の名誉院長をされている
鎌 田實さんの「空気は 読まない」、京 都民医連第二中央病院の院長・門祐輔(もん・ゆうすけ)さんが編者となっている「田中飛鳥井町 いのちのカルテ」を相次いで読みました。

 鎌田さんの「空気は読まない」は、「KY」といって「空気を読めない」ことに批判的な現代社会に「空気は読まなくてよい」「周りのことばかり気にする な」とのメッセージです。

 「田中飛鳥井町・・」は貧乏と命と健康の問題に取り組んでいる京都の中規模病院の現場レポートです。京都駅周辺にもホームレスと思しき人が何人かいま す。観光客が行き来する鴨川の橋の下にはブルーシートの小屋が作られ人が暮らしています。無保険、低収入で医者に「掛かれない」「掛からない」、政治から も見放されてような人たちのいのちは誰が守るのでしょう?
 門祐輔さんは現在選挙中の京都府知事選挙に立候補されています。

◆BIGINコンサート
  先日、BIGINの20周年記念コンサートに知人に誘われて大阪城ホールまで行ってきました。久しぶりでコンサート、大きなホールは初めて、人気者のライ ブは初めて、ということで雰囲気に馴染めるか不安もありました。
 入場口でもらったパンフレットにコンサート初心者向けに「ライブを楽しむ方法」と書かれた記事がありました。ちょっと紹介します。

◇立ち上がりたい人は立つ、座りたいたい人は座る
 中年オヤジのコンサートでもみんな立ち上がります。あの雰囲気がとても嫌でしたが「みんなが立ち上がったから立ち上がる必要はありません」と書かれてい て、とにかくホッとしました。座ったままで立って踊っている人を見るのも悪くない光景でした。

◇拍手&手拍子はしたいときにする
 立ち上がるのと同様に拍手や手拍子も難しいものです。コンサートによっては舞台下のスタッフが拍手を強要するようなコンサートもありました。
 「自分の心に忠実にお楽しみください」と。

◇笑いたいときは笑う、泣きたいときは泣く、踊りたいときは踊る
 踊るのも自分の心に忠実に、ですね。

◇子どもが泣いても気にしない
 子ども連れお断りのコンサートが多い中、小学生未満の子どもは無料、「”うた”や”音楽”に年齢制限は必要ナシ!」「バラードで泣き出したからって、無 理に外に連れ出さなくっていいよ。バラードで子どもが泣き出すのは、いいライブをしてるっていうバロメーター」と書かれています。会場には幼児連れの観客 も大勢見かけました。

 コンサートは3時間余、60数曲を歌い続ける歌うほうも聴いている方にもハードなものでした。アリーナ席はパイプ椅子でずっと座っていた私はお尻が痛く なりました。(だから時々立つのかな?)
 満足満足のコンサートでした。おまけに誘っていただいたKさん夫妻からのご招待とのことで感謝感謝のコンサートでした。

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