11/07/17 腹立つことの多かりき
今日、7月17日
は祇園祭のハイライト山鉾巡行でした。京都にちょっとした買い物に出かけたのですが、脳みそが解けそうな日差しの中大勢の観光客で四条通り(歩道)は埋め
尽くされていました。
本屋に寄って、裏通りの立ち飲みでビールを一杯飲んで、強烈な暑さの中を帰ってきました。
さて、今日は腹の立つことを書いてみます。
◆人間としてどうかな?
大阪の府知事も馬鹿者ですが、東京の都知事も相当の大馬鹿者のようです。
懲りもせず2016年の誘致に失敗したのに2020年のオリンピックの開催地に立候補したそうです。2016年の誘致活動の費用は150億円を超えたと
もいわれています。
今度はいくら使うのでしょうか?
その都知事は記者会見で下記のような発言をしたそうです。
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女は強いですな。つくづく(思う)。男はだらしないけどね。結構なことじゃないですか。ただただ、私は称賛したい。彼女たちにごくろうさまと…。とにか
く最後にアメちゃんにだけは勝ってもらいたいな。そしたら、日本人は留飲を下げるよ。アメリカが日本に負けろといってくるかもしれないけどね。そんなばか
なことはしねえだろうが、とにかくコテンパンにやっつけてもらいたいな。俺なんか古い人間だから、65年の遺恨というのがあるわけだよ。戦にやぶれてから
の。君らは全然感じていないだろうが」
-------------------「なでしこジャパン決勝戦『65年の遺恨…コテンパンに』」(産経ニュース 2011.7.15)
「65年の遺恨」を持つのは個人の自由ですが、スポーツに絡めていうことでしょうか?
政治家としての前に人間としてどうかと思う発言でした。
◆売国奴・前原誠司
アメリカに対して「65年の遺恨」という政治家がいる一
方で、この国をアメリカに売り渡すような政治家がいます。奇しくも彼らは同根です。
沖縄タイムス(前原氏、米議員に現行案の履行約束
2011.7.13)が報じるところによれば、前原誠司前外相(11年3月に辞任)が5月の訪米時に「政府が現行計画を着実に履行すると約束していた」そ
うです。
具体的に沖縄県内の移設容認派との連携を強化して辺野古への移転をすると約束、グアムへの移転費用の増額も協議に応じると約束をしていたという。
こういう人間を売国奴と言わずして誰を売国奴というのでしょう?
◆全頭検査は東電の責任で
放射性セシウムに被曝していた肉牛が84頭が全国に流通していたという。
国が発表する汚染牛とは福島原発の事故の後に作られた「暫定基準値」を超えていたという曖昧なものですが、曖昧であっても汚染の状況を隠さず明らかにさ
せられなければなりません。
そのためには全頭検査もやらねばなりません。
全頭検査の費用は、加害企業東京電力の負担でなされなければなりません。
決して税金でやられるべきではない。東電の加害責任は追及されなければなりません。
◆原子力発電所を持つ意味
原子力発電所を建設しつづける理由は、三菱、東芝、日立などの原発企業に甘い汁を吸わせ続けることの他に大きな理由があると京都大学原子炉実験所の小出
裕章さんが言っていました。
それは核兵器を作れる力を持っていると世界に示すことだそうです。
唯一の被曝国・日本がとる道でしょうか?
「過ちは 繰返しませぬ」と誓ったことは嘘だったのでしょうか?
「非核三原則」などと言いながら「核兵器を作る力がある」と世界にメッセージを出していたのです。
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