12/01/28 交々のこと
今日のニュースで、陸上自衛隊
とアメリカ陸軍が共同で大阪城を清掃したと報じられていました。（「自衛隊と米軍が大阪城公園を清掃」12/01/28）
よく読んで見ると、日米合わせてわずか４０人が「清掃活動」をしたとのことです。「作戦」「戦闘訓練」などときな臭い言葉の並ぶ変なニュースでした。朝
日放送も腐ったマスメディアの一員でしかないのですね。
まとまらない話を少し。
◆政権交代
２００９年９月の総選挙で世間が大騒ぎした政権交代とは一体なにだったのでしょう。
憲法９条を守ろうとする人たちの中にも「自公政権よりまし」と、民主党に投票したのでした。一説には共産党が全選挙区に候補者を立てなかったのも民主党
政権の登場に貢献したとも噂されるほどです。
「（マニフェスト政権公約に）書いていないことはやらない。書いてあることは命懸けでやる」と野田総理自身が演説している映像がYouTubeで
アップされています。
廃止すると書いた後期高齢者保険制度には手を付けず、一言も書いていない消費税増税には必死になる、民主党政権は今や自公政権顔負けの大企業奉仕、アメ
リカべったりの右派政権と成り下がっています。
今も京都で市長選挙が闘われています。
誰が本当に脱原発を実現する候補者か見抜く必要があります。それが大人の責任だと思います。
◆原発行政
先日、「原子力災害対策本部に続いて緊急災害対策本部でも議事録が作成されていなかった」と報じられていました。「東日本大震災：議事録、緊急本部も未作成 原子力本部に続き 副総理、調査指示」（毎日新聞
12/01/25）
会社の小さな打ち合わせでもある種アリバイ作りのために議事録が作成されます。アリバイに敏感な官僚が議事録を作らないわけはありません。議事録をある
と公表するよりないとしたほうが都合が良いのでしょう。
２０１１年３月２５日付の福島第一原発事故が最悪の状態になることを想定して作られた「福島第１原子力発電所の不測事態シナリオの素描」という文書が
「なかったこと」にされていたとも報じられていました。「【最悪シナ
リオを封印】 菅政権『なかったことに』 大量放出１年と想定 民間原発事故調が追及」（共同通信 12/01/22）
水素爆発が起き格納容器が壊れたと想定し「強制移転区域は半径１７０キロ以上、希望者の移転を認める区域が東京都を含む
半径２５０キロに及ぶ可能性がある」というものでした。
政府はそんなことも知りながら「３キロ以内は強制避難」「１０キロ以内は避難指示」などと暢気な言葉で国民を騙していたのです。
前掲の記事には菅直人とともに当時、首相補佐官だった細野豪志の名前も上がっています。彼らを許すことはできません。
◆震災瓦礫
政府は東日本大震災の瓦礫を受け入れを全国の自治体に求めているそうです。「絆」「頑張れ東北」などとお涙頂戴のキャンペーンと相まって受け入れを拒否
しにくい状況もあります。
しかし、東日本大震災の瓦礫は単に自然災害の瓦礫ではありません。放射能に汚染された瓦礫です。それを全国に拡散しようとしているのです。なぜなので
しょう。
阪神淡路大震災の瓦礫も相当多かったと思うのですが、当時も全国に瓦礫の受け入れを求めたのでしょうか？寡聞にして記憶にありません。全国に放射能汚染
物質を拡散するには何か裏があると思います。
マスメディアは何故報道しないのでしょうか？
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