Google
WWW を検索 残日録内 を検索
←Back Haiku  Photo Mail Archives Twitter Next→

12/03/08 徒然に
 今、借りているホームページのエリアのサービス(infoseek)が5月に終了するということで、このサ イトを引越ししなければなりません。前から言われていたことですが、あと2ヶ月となっては落ち着いていられなくなってきました。
 折角、引越しするのだからもう少し小奇麗にとかついつい欲がでて本箱の整理をしているようで中々進みません。
 しばらくは、リンク間違いなど出てくるかもしれませんがご容赦を。

◆スミレ

 昨日、いつもとは違う道を通って帰宅しました。
 ある御宅の垣根の下に立派なスミレが咲いていたので、カメラ付き携帯 で写真を撮っていました。しゃがみこんで写真を撮っている私が不審者に見えたのでしょうか、「何か?」と声を掛けられました。事情を説明すると「増えて 困っているのだから持って帰れ」と言っていただきました。
 ひと株いただいて帰り、鉢に植えました。根付くと良いのですが。

◆映画「招かれざる客」
 先夜、ぼんやりとテレビを見ていたらスペンサー・トレーシーが主演の「招かれざる客」をやっていました。
 1967年制作だそうですが、少しも古くない作品でした。

 両家の娘(ジョーイ)が旅先で知り合った黒人医師ジョン(シドニー・ポワチェ)と恋に 堕ちる。結婚を誓い合った二人が結婚の許しを得るためにジョーイの家に来て始まる騒動劇。

 両家とも男親が結婚に反対、女親は結婚させてやりたいと思っている。圧巻はジョーイの父親マット(スペンサー・トレーシー)のラストシーンへの語りで しょうが、私はその少し前の場面、ジョンの母親がマットに「男は年をとったら情熱を失うのか?」と詰め寄るところが印象に残りました。

 新聞社を経営する白人の一家と、郵便夫をして子どもを育てた貧しい黒人の一家の対比、 1965年頃の我が姉の結婚の時でも家柄が格がなどという言葉が飛び交っていましたから、白人と黒人の結婚はむつかしいこ とだったのでしょうね。

◆ガレキ処分

 先日の朝日新聞に右のようなカラー2ページの広告がでました。
 「復興を進めるために、乗り越えなければ『壁』がある」と瓦礫の写真を「壁」のように撮した写真が全面を埋めています。

 環境省によるとこのキャンペーン(プロパガンダ)に掛ける費用は8億円だそうです。広告代理店は博報堂らしく、新聞、テレビなどのマスコミと広告代理店 を潤せ、「(放射能に汚染された)ガレキを受け入れないのは東北の人たちに敵対するものだ」という風潮を作ろうとしています。

 震災ガレキは、阪神淡路大震災の時は2000万トン、 東日本大震災2300万トン(環境相発表)だそうです。阪神淡路大震災の時にガレキを全国に受け入れて貰ったのでしょうか?そんな話は聞いたことがありま せん。

 原発の事故がなければ、ガレキが汚染されていなければ問題ないのです が、放射能塗れになったガレキを何故全国にばらまかねばならないのでしょうか?
 放射能に汚れたものは全て東京電力の敷地に埋めなければなりません。福島第二原子力発電所を核の墓場にすべきです。
 また、ガレキを
受け入れると莫大な処分費がでるようです。

◆橋下大阪市長
 「改革派」と言われる元官僚や、投げ出し市長、後援会長の息子などまさに多士済々の大阪市「特別」顧問陣ですが、彼らへの報酬が市長のポケットマネーで 支払われているなら文句もありませんが、税金で払われているのなら議会を通さずにどんどん決めていく手法は、阿久根市の竹原信一元市長を思い出します。
 Twitteで映画監督の想田和弘さんが呟いておられました。

人 々には「泥棒は逃げ隠れするはず」という思い込みがあるので、この煙幕を使われると結構やっかいです。橋下氏の手法は「泥棒をつかまえろ!」と声高に叫び ながら、自分が泥棒をするようなやり方。このカラクリはなかなか認識しにくいし、認識できても攻めにくい。
←Back  Archives  Mail  Home  Next→ Top
inserted by FC2 system inserted by FC2 system