残日録121216

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今日は投票日、選挙に行きましょう！

人殺しの戦争は嫌だ！　放射能を撒き散らす原発も嫌だ！　弱いもの苛めの消費増税も嫌だ！　農業を破壊するTPPも嫌だ！

12/12/16 朝日俳壇、歌壇より

　今日は衆議院議員選挙の投票日、いつぞや自民党のバカが言ったように寝ててはダメ！私たちは搾取され、虐げられ、貧困の中に置かれている９９％なのだから、９９％の票が一番有効な武器なのです。
　９９％の票を使って私たちための政治を勝ち取りましょう！

　その気になれば出来ること、一人一人が投票所に行き自分たちの味方の名前を書くだけなのです。
　マスメディアを使ったプロパガンダなどに騙されてはいけません。彼らは永遠に私たちを搾取の相手としておきたいのです。
　まだの方、是非投票に行って下さい。

　「チェルノブイリハート」と言う言葉は、チェルノブイリ原発事故で放射能に被曝した母親から心臓に穴があいて生まれて来る子どもたちのことを言うそうです。
　先日まで劇場公開されていたドキュメンタリー映画「チェルノブイリ・ハート」がインターネットで観ることができます。是非、ご覧ください。GyaOで公開されています。１月２日までの期間限定で無料配信されています。お早めにどうぞ。

　明日から、長崎への小旅行に行ってきます。
　大阪―長崎の新幹線、特急料金と運賃が約半額になっているJR西日本の企画商品です。一時は長距離バスで行こうと思っていたのですが、電車が同じ程度の料金なので即決めました。
　長崎は高校の修学旅行以来４０年近く前のこと、ほとんど憶えていませんが楽しみです。
　相変わらず計画を立てずの旅行ですが、平和記念館と映画「いつか読書する日」のロケ地でもぶらりと見られたらと思っています。自転車は持たず、パソコンを持って行きますので旅先から更新ができるかも知れません。

　１６日付けの朝日新聞の俳壇、歌壇より気になった句や歌を紹介します。

◆朝日俳壇
◇通らねばならぬ道あり冬の月（彦根市・阿知波裕子：大串章選）
　通らねばならない、避けてはいけない道とは「死」ではないかと思いましたが、選者は「暗い道か険しい道か、とにかく通らねばならぬ。人生にもこんな道もある」と評されています。

◇凍てし道一歩一歩に気を抜かず（札幌市・小田島美紀子：稲畑汀子選）
　雪国の人は「気を抜かず」に歩かれるのでしょうが、旅の人間は雪道をあるくのは「気が抜けず」です。

◇吾れ老人赤を着てみる冬よ来い（名古屋市・森常一：金子兜太選）
　グレー系ばかりの服を秋にはちょっと派手目のものを買ってしまいました。真っ赤なジャケットでも着ようかな。

◇うれしい事あるかに散つてゆく紅葉（芦屋市・中谷明子：長谷川櫂選）
　散る葉には淋しさを重ねて見てしまいます。この句はその落ち葉が何かいいことがありそうに散っていくと呼んでいます。

◆朝日歌壇
◇幼子は「うそってなぁに」尋ねくる澄んだまなこで指きりのとき（草津市・山添聖子：高野公彦選）
　どんな人にもこんな純で素直な頃があったのです。

◇広報板に候補者笑顔で出揃いぬ笑ってる時局じゃないとは思うが（横浜市・折津侑：永田和宏選）
　笑っている場合じゃないですよ。
　今日は投票日、泣き顔などをテレビは映すのでしょう。

◇亀だって呼べば来るぜとぼやいても亀ではありませんから私（高岡市・池田典恵：永田和宏／佐佐木幸綱選）
　横柄な旦那と思うのは他人のこと。「亀じゃないよ」と、仲良きことです。

◇裸にて人は産まるるは当たり前なれども淋し父の裸は（野洲市・馬渕兼一：佐佐木幸綱選）
　亡くなられたのでしょうか？病床にあるのでしょうか？
　丸々と太った赤ちゃんの裸は生命力に溢れていますが、老人の裸は見窄らしいものです。

◇客あれば旗をかかげし乗合のバス停兼ねる母の駄菓子屋（さいたま市・金子美智子：佐佐木幸綱選）
　田舎に行くと何処でも乗り降りできるバスや、この句のように客有りの印に旗を出すバス路線もあるのですね。
　四万十川河口に下田の渡しというのがあり、船頭がいない岸からは旗竿を立てて船を呼んだことがあります。
　京都の室町あたりを歩くと店先に○○運送、△△輸送などの札が掛かっています。集荷ありの印です。

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