以前、母から頼まれて水谷修さんの本(夜回り先生と夜回り先生の卒業証書)を持っていきましたら、87歳の母が大変感動をして水谷さん宛の手紙を出版社経由で出
したようです。
「夜回り先生」と「夜回り先生の卒業証書」の紹介はこちらです。05/01/26
水谷修「夜回り先生」
帰省の手みやげに水谷修さんの著書を持っていこうと「さよならが、いえなくて」を買って、先に私が読みました。
水谷さんの著書(さらば、哀しみのドラッグ)を読んだ少女・ジュンから水谷さんの元に「助けて」と手紙が来ます。ジュンはド
ラッグ中毒から何とか逃げ出したいと手紙を書いたのです。この本は、水谷さんとジュンの共著です。
ジュンは水谷さんとの交流の中でも、ドラッグの使用を止めることができないだけでなく、ドンドン酷くなっていきます。
ドラッグ中毒者は、ドラッグへの依存を自分の周りの人への依存にすり替えたり、親身に自分のことを心配してくれる人がいることで、孤独感から救われてド
ラッグを断ち切れないでいます。
水谷さんは最後の選択を迫られます。
止めようと思っていても中々依存から抜け出せないジュンの姿は、タバコや酒の依存から抜け出せない私の姿とかぶって見えます。
私は幸いにして、タバコの依存からは抜け出すことができましたが、禁煙を始めた頃の私は一本くらいと思うところが多かったです。
タバコを止めた今、今度はアルコール依存から抜け出さなければならないと思っています。
水谷さんの講演会が6月に近江八幡市であるそうで、母は講演会に行くことを楽しみにしております。
◆水谷語録
・人の心は一人でいると凍ります
・若者を利用する大人が大嫌いです。それどころか憎んでいます。
・あるものへの依存を、他のものへ依存対象をすりかえることで、解決することはできません。
・人間にとっては、まず生きること、すなわち苦しみ悩み抜くことが一番大切なのです。
・冬来たりなば、春遠からじ
◆選挙・期日前投票
先日、町役場に行く用事があり、ついでに町長、町会議員の選挙の期日前投票(昔は不在者投票と言っていました)をしてきました。
投票所の入場券を持っていかなかったのですが、投票所(役場の会議室)前の机で「宣誓書?」に住所・氏名を書いて、選挙人名簿で確認してもらい、投票用
紙を受け取って投票。。
あまり面倒な手続きで投票し難くなることには反対ですが、「宣誓書」の署名だけで選挙人名簿との照合では何とも心許ないと思いました。こんな仕組みを
知った輩が悪用する前に改善して欲しいと思います。
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