09/07/25
マスコミ・ネタから
◆水害
西日本各地に豪雨による災害が起こっています。
山口県の特別養護老人ホームでは入所者ら６人が犠牲なられました。
この特別養護老人ホーム一帯は０８年３月に山口県から「土砂災害警戒区域」に指定されたそうです。特別養護老人ホームの許認可も、建物の建設にかかる許
認可も山口県、開所してから１０年も経ってからの「指定」はどのような経過でなされたのでしょう。「警戒地域」としての対策は如何になされていたのでしょ
う。
自然災害の多くは人災だと思っています。
短期的には行政、政治の怠慢の責任ですし、長期的には人間の自然への無知と驕りではないでしょうか？
麻生内閣は「馬鹿」としかいいようがありません。
大規模災害時になぜ駆けつけないのでしょうか？みえみえのパフォーマンスだとしても。
麻生首相や金子国土交通相の常識を疑わざるを得ません。
◆麻生発言
失言とは言わせません。自分が会頭をしていた日本青年会議所（ＪＣ）の２５日の会合で下記の発言をしました。
「この日本という国は、高齢者いわゆる６５歳以上の人たちが元気、その元気な高齢者を如何に使うか、この人たちは皆さんと違って働くことしか才能がない
と思ってください。八十過ぎて遊びを覚えても遅い。働ける才能をもっと使ってその人たちが働けるようになれば、その人たちは納税者になるんだよ。」
※下記のWebの動画より書き起こしました。
「首相『高齢者は働くことしか才能ない』」（TBS 09/07/25）
「麻生首相『高齢者は働くことしか才能がない』 民主・鳩山代表が厳しく批判」（FNN 09/07/25）
許せない発言です。
高齢者といえども元気です。元気なら働きたいとも思っていることでしょう。
それは「如何に使うか」ではなく、「如何に働く環境を提供するか」ではないでしょうか？
「八十を過ぎて遊びを覚えても遅い」ではなく、「八十も過ぎてもなお、新しいことに挑戦できる世の中にする」、、、一国の総理であれば、それなりの物言
いがあってしかるべきだと思います。
老いても働く場があり、納税できるほどの収入があれば幸いなことです。
この国では。老人も赤ちゃんも生きている限り「消費税」の納税者です。「立ってるものは親でも使え」と言う慣用句がありますが、「生きてる限り税金を取
れ」が自公政府の本音でしょう。
老いれば老いた相応の世の中の楽しみ方があるのです。
麻生首相のごとき輩には、老いた庶民の生きがいなど分かる筈もないのでしょう。
この件についてのマスコミの反応も鈍いように思います。マスコミで働く人たちも本音の部分では麻生首相と同様なのでしょうか？見出しを並べてみます。
「首相が初の遊説で“お騒がせ”発言連発」産経新聞
「麻生首相『高齢者は働くことしか才能がない』高齢者を労働力として活用」IBTimes
「『高齢者は働くことしか才能がない』 麻生首相暴言への怒り」データ・マックス
「『働くしか才能ない』 首相、高齢者就労を促す」中日新聞
「麻生首相：高齢者『働くことしか才能がない』 ＪＣ会合で発言」毎日新聞
「麻生首相『高齢者は働くことしか才能ない』 活力社会巡り発言」日本経済新聞
「麻生首相、高齢者は『働くことしか才能がない』」読売新聞
「高齢者は『働くしか才能がない』＝遊び覚えても遅い−首相発言」時事通信
「『高齢者、遊び覚えても遅い』 首相、麻生流勤労の勧め」共同通信
「麻生首相『80歳過ぎて遊び覚えても遅い』」日刊スポーツ
◆推理小説のネタ？
佐野洋さんの小説に、読者から送られた新聞記事をヒントに一遍の物語に仕上げるという短編集がありました。
------------------
滋賀県高島署の地域課の男性警部補（５６）が、職務を通じて知り合った５０代の女性の案内で高島市内の名所巡りに行き、
同市内の山中で、女性に抱きついたり肩や腰に触ったとして県迷惑行為等防止条例違反容疑で書類送検され停職一ヶ月の処分をされた。女性からの被害届により
県警が事情を聞いていた。
------------------
地域課の警官と「職務」を通じての知り合いの女性とはどのような関係なのでしょう？
一部の報道では「知人女性」とありました。「知人女性」とは特定の関係のあったことを伺わせます。
地域課の警官が女性と市内の名所巡りとは、俗にいうデートではなかったのでしょうか？
５０代の男女が人気の無い山中で何事かに及ぶことは容易に想像できます。下衆のかんぐりでしょうか。
なぜ、女性は被害届を即日に出したのでしょう？
疑問は広がるばかりです。
マスコミに報道された公務員の「不祥事」を集めたブログ「ト
ラックドライバーの独り言」があります。
世の中には公務員の犯罪が思った以上に多いものです。大麻、覚せい剤、児童買春、酒気帯び運転、横領等々、反吐が出るほどです。
今回の事件もここで知りました。
「わいせつ警部補を書類送検…滋賀県警」（読売新聞 09/07/22）
「警部補、知人女性に抱きつく 滋賀県警が書類送検」（朝日新聞 09/07/21）
「女性に抱きつき、警部補を書類送検 滋賀県警」（産経新聞 09/07/22）
「女性に抱きつき、警部補を書類送検 滋賀県警 県条例違反の疑い」（京都新聞 09/07/21）
|
|
