05/09/01 身辺雑記
整理して書きたいことはたくさんあるのですが、中々頭がまわらずアップできるような状態になりませ
ん。
今回は、最近のインターネットや新聞の記事から、近いうちに突っ込んで書きたいと思う素材を書き並べてみました。
◆藤沢周平「秘
太刀馬の骨(ひだ
ち・うまのほね)」
先日来テレビ放送を見ていない(その訳などはこ
ちら)のですが、台風情報を見ようとテレビをつけましたら「NHK金曜時
代劇」の予告が流れておりました。
藤沢周平さんの「秘
太刀馬の骨」を内野
聖陽さん主演で放送されるとのこと。内野さんは同じ金曜時代劇で放送された藤沢周平さん
の「蝉しぐれ」でも主演されています。
「秘太刀馬の骨」は、私が藤沢作品に親しむきっかけとなった本です。
10年以上前のことです。
中伊豆の温泉民宿に行く途中、伊豆箱根鉄道への乗り換えの時間待ちに覗いた三島駅前の古書店で求め、鄙びた温泉宿で読みきりました。
その後、次から次への藤沢周平さんの作品を読むようになりました。
夜の早い年寄りは、オンタイムでテレビ放送を見ることが中々できませんので録画をして第1回を見てみました。
エンディングで近藤等則さんがトランペットを吹くシーンがあったりと斬新な作りを試みられているようです。
再読して紹介したいと思います。
◆60歳のストーカー
「60歳の女性が61歳の男性に『会ってほしい』と1週間に2000回以上の電話を掛けて、ストーカー規制法違反で逮捕された」と報道されていました。
男性は妻帯者で滋賀県在住、女性は独身で福岡県在住。二人は福岡県の中学校の同窓生で3年ほど前に同窓会で再会し、その後連絡を取り合っていたそうで
す。
最近男性が冷たくなったので「会ってほしい」と電話をするようになったとのことです。
このような事件にもある種の共感を覚えてしまうのは加齢のせいでしょうか?
中学時代に親しかったかどうか、顔見知りぐらいではあったであろう二人が40数年ぶりに再会して、互いの近況等を話し合っているうちに恋愛陥ることもあ
りそうです。
付き合っているうちに、妻帯者の男性は女性を疎ましくなってくるもあるでしょう。
冷たくされれば余計に「会ってほしい」と思う女性の気持ちも分からなくはありません。
と、ここまでは共感できる部分ですが、何故1日に400回、1週間に2000回も電話をするのでしょうか?
「恋は盲目」なのでしょうか?
高齢者の恋愛も、これからは社会問題化するのでしょうか?
「電話2千回、同窓の男性に交際迫る 容疑の60歳女逮捕」(asahi.com
2005年08月29日21時28分)
◆斉藤とも子さん「き
のこ雲の下から、明日へ」
井上ひさしさんの「父
と暮らせば」(こまつ座公演)に出演されていた女
優の斉藤とも子さんが原爆小頭症についての本を出版されました。
斎藤さんは、妊娠初期に胎内で大量の放射線を浴びたため知的・身体障害を持つ原爆小頭症患者と家族の生活史の聞き取りを続けておられ、原爆小頭症の歴史
や家族の歩みを紹介されているそうです。
早速、読んで紹介したいと思います。
◆自民党は多様性を尊重する政党?
自民党内では、意見の相違などの揉めごとが発生すると「自民党は多様な意見の人たちの意見を尊重する党だ」と言われてきました。
このたびの「郵政法案への造反」者に対しても、多様性を尊重する政党として鷹揚な態度をとるのかと思っていましたら、立候補した全ての「造反」者に対立
候補を立ててガチンコ対決を仕立ててきました。
また公示後、自民党首脳が「郵政法案に反対して選挙に立候補した前職議員らへの選挙後の除名処分は免れない」と語ったそうです。
何故、今頃こんなことを言い出したのでしょうか?
何故、今処分をしないで選挙後に処分をするのでしょうか?
地方の自民党組織に「造反」者への支持が多いのでけん制したのでしょうか?
落選すれば負け犬を叩くように処分をし、当選すれば自陣(連立与党)の当選数次第で後付けの「公認」として追認してまでも政権を維持するつもりなので
しょうか?
そのために処分は選挙後(与党議席数や造反者の当落判明後)としたいのでしょうか。
小泉さんが今度の総選挙の争点を「郵政」だというのなら、郵政法案に反対した人たちを選挙民が分かる形で即刻処分されるのが筋が通るようにおもいます。
いずれにしても姑息なやり方だと思います。
「自民の郵政反対派候補は『選挙後に除名』 党首脳」(asahi.com
2005年09月01日01時28分)
◆二大政党化は誰に優位か
前(残日録05/08/12)に二大政党の危険性について書き「右派政党と似非左派政党の二大政党のどちらが政権
をとっても、自分たちに有利な政策を実行するのですから、大企業はわが世の春を謳歌できるのです」と書きましたが、それを立証するかのような記事がありま
した。
経団連は、政党に対する政策評価の対象を、自民党と民主党のみのマニフェスト(政権公約)を見て行うそうです。大企業にとって都合の良い二大政党制を推
進するのは当然の動きですね。
この評価は会員企業や団体が政治献金をするための参考とするための目安だそうです。
民主党がいうように「政権交代」がされても、大企業本位の政治は変わらないということです。
「経団連 二大政党化、後押し 政策評価、自民・民主のみ」産経新聞(平成17(2005)年8月17日[水]
)
◆節酒生活
墓参での実家への里帰り、娘家族の帰省などとお酒を飲む機会も多かった8月でした。
節酒生活を送るために自宅にお酒を置かないようにしておりましたが、お酒のない食事は帰省してくれる娘婿殿に失礼といくらかの買い置きをした残りと、美
味しい
酒でもとプレゼントされた日本酒などがありました。
久しぶりに自宅にお酒のある生活を過ごしました。
贅沢な感覚の反面、帰り道にコンビニに寄って「今日はビールを何本飲もうか」と思う楽しみはありませんでした。
習慣的な飲酒への依存からは未だ未だ抜けられそうにありませんが「節酒生活」を細々と続けていきます。
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