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05/12/10 バッタリ

 洒落でなくばったりと「バッタリ」に出会いました。

【バッタリ】
@角材の片方に水が溜まるように升状の箱を付けておき、升の中に水が溜まると重みで升が下がり、水が流れ出して反対側の杵が落ちて下の臼を搗くような仕掛 けで、米や稗(ひえ)を精白、製粉していたそうです。飛騨地方に多いそうです。水車より簡単な構造で水を動力に変えていたのです。鹿威し(ししおどし)の 原理です。
 

A街道筋の民家の軒先に作りつけられている折り畳み式の床机。不用な時には上に跳ね上げて畳まれていて、座る時に引き出して床机として使うもの。
 
 絵が下手ですので、福井県小浜より京都まで鯖を運んだという鯖街道の宿場・福井県上中町の熊川宿を紹介されているこ ちらのサイトに写真がありますので見ていただく方が分かりやすいですね。

Bさて、本題の「バッタリ」です。
 高低差のある水路を舟が航行するための施設、つまり閘門です。
 ちょうど一年前の「残日録」(04/12/09)に、閘門のことを書きました。
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 閘門は、簡単に言えば「運河・堰などで水量を調節するための水門であり、水位の高低差の大きい運河や河川などで、船を行き来させるの施設」のことです。
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 テレビでちらりと見ただけをインターネットで調べてみると、大阪府門真市あたりでは昔は湿地で農作業などに交通手段として田舟が利用されていたそうで す。
 何故か水路に段差があり、その段差を超えて通行するために閘門(バッタリ)が作りられていたのです。

◇バッタリ情報
 http://www.kanko-osaka.or.jp/jp/sight/sight_2.cgi?id=02322&func=search
 http://serufu.dyndns.biz/kadoma.navi/topics/history.html
 http://www.city.kadoma.osaka.jp/sisetsu/sisetsu33.html

 近いうちに現場を訪ねたいと思っています。

 今日(12月10日)に門真市の「バッ タリ」を見に行ってきました。
 こちらをどうぞ。
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